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今や主流!結婚の「顔合わせ食事会」が人気の理由

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今や「顔合わせ食事会」が主流!「結納」は減少傾向に

仲人が両家を訪問し、形式にのっとって金品を贈る儀式を「正式結納」といいます。また、仲人を立てずに、新郎側が新婦側の自宅を訪問し、金品を贈る儀式を「略式結納」といいます。

結納のパッケージプランを用意しているレストランや料亭、ホテルなどもあり、正式結納よりも準備の負担が軽いことから、現在、結納をする人のほとんどが略式結納を選んでいます。

しかし最近では、この略式結納でも堅苦しく感じる人が多く、準備の手間やかかる費用を軽くする目的で、結納代わりの「顔合わせ食事会」のみを行うケースが増えています。今やその割合は全体の60~70%に達しており、すっかり主流になったといえるでしょう。

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「顔合わせ食事会」が人気の理由

顔合わせ食事会は、会食の席を設けて、両家を紹介し合うために開きます。結納とは違い、比較的カジュアルな雰囲気の中でおこなわれることが多く、堅苦しい雰囲気が苦手なふたりや家族に人気となっています。

●顔合わせ食事会のメリット

堅苦しさがなくカジュアルな雰囲気で楽しめる

顔合わせ食事会なら、堅苦しくない雰囲気の中で、楽しく両家の親睦を深めることができます。内容によっては、カジュアルさの中にもきちんとセレモニー感を持たせることもできるため、両家にとって非常に良い機会となることでしょう。

費用がリーズナブル

一般的に結納には、多額の費用がかかるため、結婚が決まったら結納の代わりに顔合わせ食事会をおこない、浮いたお金を貯蓄や新婚旅行に回すカップルも多いようです。

ただし、結納はしないとしても、何らかの婚約の証は必要と考える場合は、顔合わせ食事会で婚約記念品の交換をおこなうこともあります。

準備の手間が省ける

結婚式の準備期間は、決めなければいけないこと、やらなければいけないことが多く、何かと大変になりがち。

しかし、顔合わせ食事会だけにしておけば、結納をおこなう場合と比べると準備の手間が省けます。

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顔合わせ食事会のスタイルはさまざま

一言で顔合わせ食事会といっても、新郎側が結納品・結納金を用意して新婦側へ渡すような「略式結納」に近い本格的なものから、レストランの個室を予約し、両家で楽しく会食するだけのものまで、そのスタイルはさまざま。ふたりや両家の意向を、自由に反映することができることも、人気の理由のひとつでしょう。

顔合わせ食事会には「絶対にこれをやらなければいけない」というような、確固たるルールがありません。会場ひとつとっても、レストラン、料亭、ホテル、結婚式場、そして一方の自宅と、さまざま選べるように、ふたりと両家が話し合って、よりふたりらしい、より両家らしいスタイルでおこなえば良いのです。

逆に、確固たるルールがない分、双方のちょっとした認識の違いからトラブルが起こりやすいとも言えます。例えば、費用の分担。一般的には、食事代は両家が折半することが多いのですが、両家で出席する人数が違っていた場合はどうすれば良いでしょうか?

また、一方だけに遠くから足を運んでもらう必要がある場合は、交通費や宿泊費がかかることもあります。両家が納得できる顔合わせ食事会になるよう、細部に至るまでしっかり話し合っておくと良いでしょう。

顔合わせにするかどうかは、必ず両家に相談を

ふたりは「顔合わせだけで良い」と思っていても、結納をするかしないかは、必ず両家に相談してから決めましょう。

そもそも結納は、両家が改まって顔を合わせ、婚約を確かめるための大切な儀式です。結納をおこなうことで、ふたりだけの約束ではなく公の婚約関係となるわけですから、お互いの社会的責任も生まれます。

結婚にまつわる儀式の形式については、地域性や両家の価値観に大きな違いがあることも多いものです。両家が納得し、ふたりの晴れ舞台を幸せな気持ちで見守ってもらえるように、しっかりお互いの意見を交わした上で、より良い形を求めていくようにしましょう。

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