結婚・結婚準備
結婚準備で訪れる親子関係のトラブル~子の立場から
2016/11/17 Thu
結婚が決まり、結婚式までの準備期間は楽しいことばかりとは限りません。特に、ふたりと両親の間での意見の相違や価値観の違いによって起こるトラブルは、その後の家族にとってもしこりが残ることになりかねません。そうならないためにも、結婚が決まったら、バランスのよい関わり方を考えた方がいいでしょう。子の立場から、ベストな関係を築く方法を考えてみます。
面倒でも共有をしよう
子にとって、結婚は家族の元を巣立つ大きなイベント。本当の意味で大人になったと言っても過言ではありません。だからこそ、ふたりにとってみたら、親にあれこれ口を出されるのはちょっとうっとうしく感じます。でも待って。子どもの幸せを願わない親はありません。あれこれ口を出してしまうのは、心配だから。だったら親に不安を感じさせないよう、結婚準備を手伝ってもらう感覚で、ふたりの結婚イメージを共有しましょう。Webや結婚情報誌を一緒に見ながら「最近はこんな披露宴が人気なんだって」「私たちはこんなパーティにしたいの」と、会話を持ちかけてみましょう。親が知りたい、ときいてくることには、面倒でもきちんと伝えて安心させて。ふたりの思いを伝えれば、きっと口うるさくいうことはなくなると思います。
素直に「ありがとう」を言ってみる
結婚式は、自分が成長し大人になった姿を親に見てもらい、感謝の気持ちを伝えられる場。自分をその日まで大事に育ててくれた両親に、普段は気恥ずかしくて言えない「ありがとう」を素直に言える場です。結婚準備の間にも、少なからず感謝を伝えられるシーンが出てきます。これまでを振り返ったり,思い出話に花を咲かせたり。きっと「ありがとう」を感じる出来事がたくさんあるはず。結婚式にはその感謝の気持ちをありのまま、伝えましょう。
どんな些細なことでも親孝行になる、と信じる
結婚という事実だけでなく、結婚式準備を通じて、親孝行をすることもできます。結婚準備を手伝ってもらうことで、なかなかできない体験を親に経験してもらったり、ふとしたきっかけで幼い頃の思い出話に花が咲いたり、と、些細なことでも思わぬ親孝行につながります。特に花嫁の場合は巣立ちのイメージが強いので、できるだけ親との時間を作るといいでしょう。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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