結婚・結婚準備

自由にプランニングできるのが特徴!人前式で個性を出すポイント

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人前式で個性を出すポイント

会場や式次第、誓いの言葉など、全てに決まりごとがなく、自由にプランニングできる人前式。丁寧に"自分たちらしい"式を作り上げていきましょう。
まずは、自分たちの目指す式はどんなものか、方向性を考えて演出を盛り込んでいきましょう。

工夫したいポイント

カップルにより目指す人前式は異なるもの。ふたりで話し合い、どのような方向性の式を目指すのかを考えていきましょう。その際に考慮したいのが、ゲストの年齢層や顔ぶれ。

友人中心の式ならゲスト参加型や少し変わった演出も盛り上がりますが、年配や目上の方が多い場合は、目新しいものよりスタンダードな演出の方が受け入れられます。ゲストに合わせた演出方法を企画していきましょう。あるいは、食事の方式によっても演出方法は変わります。テーブル座席に着席したまま楽しめるものにするのか、ゲストが移動しながら楽しめるビュッフェ形式にして動きのある演出にするのか。
事前に会場と綿密に打ち合わせをしておきましょう。

準備の前に、ここをCHECK!
●ゲストの年齢層は・・・□同年代が多い □目上の方が多い
●ゲストの顔ぶれは・・・□友人を中心とした構成 □親族を中心とした構成 □仕事関係者が多く集まる
●食事形式は・・・□着席式 □ビュッフェ形式
●パーティの雰囲気は・・・□フォーマル □カジュアル

人前式 誓いの言葉実例

「誓いの言葉」は人前式のメインイベント。自分たちの言葉で、しっかりと結婚について誓いを立てましょう!

◆ふたりで交互に読み上げるパターン

新郎: 私、前田浩二と
新婦: 私、山口里穂は、
ふたり: 本日、皆様の前で共に歩んでいくことを誓います。互いに尊重し合い、協力してあたたかい家庭を築くことをここに誓い、結婚します。
新郎: 平成20年6月2日、前田浩二
新婦: 山口里穂

◆ふたり一緒に読み上げるパターン

本日は、私、山田一馬と、私、沢田幹子の結婚式にご列席いただきまして、誠にありがとうございました。
6年前、大学のゼミで知り合った私たちふたりは、本日、皆様に見届けられ夫婦となりました。これからもお互いの意思を尊重しながら、ともに協力し、励まし合って、ともに歩んでいきたいと思います。
まだまだ未熟な私たちですが、ふたりの思い出の土地である沖縄の言葉「なんくるないさー」の精神で、のんびりと温かい家庭を築いていこうと思います。これからも、どうぞよろしくおねがいいたします。

誓いの言葉 注目ポイント
誓いの言葉で一番大切なことは、「ゲストに想いを伝えること」。あまり長くならず、シンプルにまとめましょう。
オリジナリティを盛り込みたい場合は、出会った場所やきっかけ、出身地の言葉、未来への約束などを短かめに添えるのがコツ。思い出や未来にちなんだ言葉が挟まれることで立会人となるゲストの感動もより一層深く、ふたりの言葉が心に響くものとなるでしょう。
また、ゲスト全員がよく聞き取れるような明るく、はっきりとした声を心がけること。事前にふたりで練習しておきましょう。

ゲストも喜ぶ人前式の演出例

演出は、できるだけふたりの個性が伝わるものが良いでしょう。ただし、自分たちがしたいことを詰め込むのではなく、ゲストに喜んでもらえる演出を心がけること。みんなの心が楽しく盛り上がり、一体感につつまれた式を作り出せます。

◆新郎新婦が主役の演出

ふたりで行う演出は、遠くのゲストからでも見えやすく、わかりやすいように、小道具を目立たせたり、司会者に実況を頼んだりしましょう。

P2_illust_01●スパークバルーン
大きな風船をふたりでスパークさせる(割る)と、中からたくさんの小さなハート形の風船が飛び出す演出。大きな音とともにカラフルな風船が出る瞬間は、会場全体が盛り上がります。

●シャンパンタワー
シャンパングラスをピラミッドの形に積み上げ、ふたりが上からシャンパンを注ぐもの。キラキラと輝くシャンパンの代わりに、青く光るフミファンタジアを使うことも。

●三三九度
ふたりが1つの杯で3回ずつ酒を飲み交わす献杯の礼。人前式で執り行う三三九度では、酌取りは新婦の友人の女性、あるいは新婦・新郎の妹さんにお願いましょう。

●鏡開き
ふたりが日本酒の入った樽を、小槌で叩き、蓋を開きます。樽の中の日本酒は、ゲストにふるまいます。年配の方にもなじみのある演出です。

◆ゲストと一緒に行う演出

ゲスト一人一人に協力してもらう演出は、人前式には欠かせないもの。ゲストには、「この演出にどのような意味があるのか」を理解してもらい、協力をあおぎましょう。

P2_illust_02●リングリレー
指輪交換の際に行う演出。リングを通した長いリボンをゲストが持ち、式場の後方から、リングをリレーしてふたりの元に届けます。

●バルーンリリース
ふたりの幸せを願って、ゲスト一同で大空大空に向かって、風船を飛ばすセレモニー。ガーデンウエディングなど屋外の会場にぴったりの演出です。風船は環境に優しいものを選びましょう。

●ブーケトス
新婦が後ろ向きになって、女性のゲストに向かってブーケを投げる儀式。「ブーケをもらった人は次に結婚できる」という言い伝えられています。

●キャンドルリレー
招待客のテーブルからテーブルへキャンドルの灯をリレーする演出です。クライマックスは最後のメインのキャンドルにふたりが灯を点すとき。厳かで暖かみのある雰囲気を演出できます。

◆プロの方に依頼する演出

人前式に彩りを添えるすてきなスパイスとしてプロの方に登場してもらいましょう。
音楽を演奏してもらったり、披露宴の料理を作ったシェフに一言解説をいただいたりするだけで、人前式はより上質なものに早変わりします。

P2_illust_03●シェフによる、披露宴の料理の解説
当日のメニューについて、シェフに解説してもらいます。また、フランベやデザートの仕上げ作業など、見た目が華やかな作業をその場で実演してもらえば、さらに会場は盛り上がります。

●クラシックの生演奏
誓いの言葉や、婚姻届の署名などのシーンで、BGMの一部をミュージシャンに生演奏してもらいます。感動の瞬間がさらにドラマティックに盛り上がります。

●ゴスペル
本来はキリスト教の宗教音楽が発祥のゴスペル。その力強い歌声は強い感動を呼び起こします。人前式では、宗教色のない歌を披露してもらいましょう。

●プロのパフォーマによるイベント
盛り上がった式を作りたいときは、マジシャンや風船パフォーマーに登場してもらい、ゲストに楽しんでもらいましょう。みなさんの緊張がほぐれ、笑顔が溢れる式になります。

◇人前式で個性を出すポイント◇オリジナルの人前式プラン

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