顔合わせ

あなたのスタイルは?顔合わせ食事会派?結納派?

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顔合わせ食事会派?結納派?

はじめに

結納は、ふたりの思いを正式に両家に認めてもらう婚約の手続き。きちんと手順を踏めば、挙式から新生活へと進むためにも役立つはず。ただし形式に縛られて気詰まりなようでは逆効果。儀式といえども、両家の出会いを楽しむことを心がけてプロデュースを。

婚約に際して結納を行うべきか、顔合わせでよいのかは悩ましいところ。地域や代々の習わしなども関わってくるので、選択するスタイルはさまざま。どちらにしても両家の縁を結ぶセレモニーとして、自分たちと家族にとって最もふさわしい方法を見つけましょう。

みんなの婚約スタイルを教えて!

●婚約にあたって、何をしましたか?

結納スタイルアンケートグラフ

昨今の婚約カップルのうち、実に6割強が「顔合わせ食事会」を選んでおり、その内の66%のカップルが指輪や時計などの婚約記念品を用意しています。

また、「婚姻届を用意し、証人の欄に両家の父親に記入してもらいました(32歳・女性)」「新郎から新婦へ指輪を、新婦から新郎へ目録を贈り、両親に婚約の証人になってもらいました(32歳・女性)」と何らかのセレモニーを行ったカップルも。

「滋賀のご両親にわざわざ来ていただいたので、東京らしい風景を一望できるレストランを選び、観光としても楽しんでいただけるようにしました(30代・女性)」こんな気づかいも、参考にしたいですね。

一方、きちんと結納派もまだまだ健在。「両親のすすめ」や「しきたりを重んじて」結納を選ぶカップルが過半数を占めるなか、「結婚することへのけじめとして(28歳・男性)」「記念に残るから(33歳・女性)」「きちんと順序立てて結婚したかったから(32歳・女性)」という意見も。

結納スタイルとしては、仲人を立て、双方の家を往復する正式結納を行うカップルはほとんどおらず、料亭やレストラン、新婦の自宅などで、略式結納を行うのが主流。

※既婚の男女95人を対象に記入式アンケートを実施。実施期間:2008年10月20日~11月7日

あなたにふさわしい婚約スタイルは?

●あなたにふさわしいスタイルは?当てはまる項目をチェックしてみよう

挙式の前にオフィシャルなけじめをつけたい
両家がそれぞれにしきたりを重んじるタイプだ
伝統的な日本の文化が好き
どちらかというとルールにのっとった考え方をする
挙式&披露宴に向けて家族の意向を尊重したい
振り袖が着たい

両家の初対面は会話や食事を楽しむ機会にしたい
両家とも堅苦しいのが苦手なタイプだ
パーティやちょっとしたイベントを企画するのが好き
挙式&披露宴の内容はふたりの主導型にしたい
どちらかというと自己流のやり方を好む
両親以外の人にも祝ってほしい

やっぱりきちんと結納派

A:正式結納
仲人が使者となり両家を行き来する古来のスタイル。結納品と受書を持って男性宅・女性宅をそれぞれ往復します(関東式の場合)。

B:略式結納
会場や女性の自宅で一堂に会して結納品を取り交わします。仲人を立てる場合と立てない場合があります。

◆気持ちを新たにできる厳かな儀式は日本古来の文化にも触れるチャンス
古くから伝わる儀式は然るべき意味があるもの。結納を交わして気持ちにけじめをつけるとともに、日本文化の持つ奥深さを体験してみては。振り袖姿を披露すれば、先方のご両親にも好印象間違いなし。

◆内容
最近では両家の自宅で正式結納を行うカップルはごくわずか。仲人なしの略式結納が主流で、会場も新婦の自宅だけでなく、ホテルや式場、料亭などが増えています。結納のためのパックプランもあり、内容は結納品、室料、花代、食事、介添えなど。準備や気遣いがいらない上、儀式の口上や動作の指導もしてもらえるので安心です。

◆会場選びのポイント

  • 儀式に適した広さと格式をあわせもった個室がある
  • 結納に対応していて、専用のプランがある
  • 両家が集まりやすくわかりやすい場所にある

→さらに詳しくは「今どきの結納スタンダード」へ!

アレンジするなら顔合わせ派

C:食事会
結納の代わりにレストラン、料亭などで両家揃って食事する席を設けます。結婚記念品の交換を行う場合も。

D:小旅行
もともと両家に交流があり親密度が深い場合は、みんなで近隣へ足をのばす計画をたててみては。

E:婚約式&披露パーティ
本来はキリスト教の儀式で、欧米ではポピュラーな形。家族や親戚、友人に見守られながら婚約を誓います。

両家の"ファーストコンタクト"はふたりらしさを感じる楽しいひとときに
みんなが自然体で楽しめる顔合わせ。といっても正式な婚約の場となるので最低限のマナーはわきまえて。ふたりがアイデアを出し合ってイベントを企画したり、兄弟姉妹も呼んでにぎやかに行うのも一案。

◆内容
自由な演出ができる顔合わせ。レストランの個室など、落ち着ける店で食事をしながら歓談するパターンが大半です。気軽にとはいえ、進行役を立てて挨拶をすれば場が引き締まります。またセレモニー代わりに記念品を贈る場合が多く、品物は婚約指輪、時計が主流。食事費用は、ふたりから感謝の気持ちを込めてご馳走するのもアイデア。

◆会場選びのポイント

  • 静かな個室がある
  • 親好みの内容の料理がいただける
  • 記念撮影OKなど店側の心遣いがある

→さらに詳しくは「最初が肝心!両家の顔合わせ食事のテーブルマナー【和食編】」へ!

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