結納

略式結納、どこまで略していいの?

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略式結納の略し方正式結納と違って、仲人を立てず、仲人が両家を行き来する手間を省いた略式結納。でも最近は、儀式や結納品も略され、ごくごくシンプルに行うことも増えてきています。そこで、略式結納のさまざまな形を調べてみました。「親には結納してほしいって言われているし......これならできるかも!」というヒントになればうれしいです。

結納の儀式として成立すれば、何を略してもいい

結婚式と同じように、大切なのは「けじめ」。もちろん、地域の風習やしきたりもあるでしょう。でも、前例にとらわれたくない、堅苦しいことはしたくない、と望むカップルが増えてきている以上、結納などの儀式もシンプルになっておかしくはありません。両家で「どうしてもはずせないこだわり」をしっかり話し合って、それ以外のものは略してもかまわないと思います。
そもそも略式結納とは、

  • 仲人を立てない
  • 女性の自宅、またはホテルや料亭などで行う

スタイルのこと。両家のみで完結することですから、両家で足並みが揃っていれば特に問題はないと考えます。

結納品、結納金がなくてもOK

「結納品は後始末に困る」「結納金を払える蓄えがない」......であれば、結納品や結納飾りも、結納金も略してしまいましょう。その場合は、目録や受書の用意も必要ありません。ただし、婚約記念品は用意した方がいいでしょう。ダイヤの指輪でなくても、ふたりで相談して決めた記念品でかまいません。「金品の受け渡しをもって、婚約の証とする」のが結納の役割なのですから。

また、「完全に略してしまうのでは少々寂しい」というのであれば、結納飾りは省き、手渡しできるコンパクトなサイズの結納品を取り交わすのでもいいと思います。

服装はセミフォーマルでもOK

従来だと、略式結納と言ってもフォーマルスタイルが一般的でした。しかし、これも時代と共にスタンダードではなくなり、現在ではセミフォーマルでも問題はありません。両家の格を揃えることだけは忘れずに、堅苦しくないスタイルを選びましょう。

口上、記念品の取り交わしはしっかりと

何から何まで略してしまうと、結納ではなくなってしまうので、どうしても略してはならないところはしっかり押さえておきましょう。口上、そして記念品の取り交わしは略してはならないポイント。婚約の儀ですから、けじめはしっかりとつけましょうね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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