料理・レシピ

揚げ物を制するものは、恋を制す!彼もイチコロ♡パリパリ春巻き

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おいしさと愛情、たっぷり巻きました!アツアツを召し上がれ♪

春巻き

かよわき揚げ物恐怖症女子のみなさん、またお会いしましたね。「鶏の唐揚げ」にはチャレンジしていただけたでしょうか?

男性は、なにをどうしたって揚げ物が好き。カリッとジューシー、ボリューミィ。五感に訴えかけるその存在は、どんな男性をもとりこにする、と言っても過言ではありません。

結婚したいそこのアナタ! 男性の胃袋をつかむには、カタカナばかりのカフェめしよりも、単純明快な揚げ物が正解。家庭で揚げ物が出てくる時点で、女子力3割増しに見えてしまうんです。
とはいえ、不慣れな場合は、なかなか揚げ具合の見分けが難しいですよね。わかります。そこで、一度火を通したものを揚げる、という裏技(?)を使ったメニューを紹介します。

それは「春巻き」。
炒めた具材を包んで揚げるだけなので、その分ちょっと工程は増えますが、「中まで火が通ってるかしら」「音とか泡とか、違いがわからないんだけど」というアナタでも大丈夫! 春巻きの皮がきつね色に変わる。見分ける方法はこれだけです。ね、わかりやすいでしょう?

し、か、も!
春巻きは、具に野菜をたっぷり使うから、実は揚げ物族の中でも比較的ヘルシー。「カロリーが気になるけど。」「健康のためには控えなきゃいけないけど。」なーんていう後ろ髪を引かれる心配もありません! これからのビールが美味しい季節に、揚げたての春巻きを作ってもらえたら、もう一生ここ(←この場合、アナタの部屋)にいてもいい!と男性は悶絶しちゃうはず。

今回は、そんな揚げ物男子に贈る「春巻き」のレシピをプロのシェフに教えていただきました。

材料・調味料(5人分)

【春巻き】

白菜......180g(約2枚)  葉と芯に分け、5mm幅の細切り
玉ねぎ......50g(1/4個)  縦半分に割り、繊維にそって5mm幅の細切り
干ししいたけ......50g(2~3枚)  水につけてもどし、3mm幅の細切り
たけのこ(水煮)......50g(1/4本)  5mm幅、6cm長さの細切り
長ねぎ......75g(3/4本)  縦半分に割り、5mm幅の斜め細切り
豚ひき肉......120g
春巻きの皮......15枚
サラダ油......大さじ1~2
水溶き片栗粉......大さじ4 片栗粉を1.5倍の水で溶く
薄力粉......大さじ3 水に溶かして「のり」にする
水......大さじ1.5 薄力粉を加えて溶かし「のり」にする

■合わせ調味料
├オイスターソース......大さじ1.5
├鶏がらスープ(水でも可) ......30cc
├ごま油......小さじ1
├醤油......小さじ1/2
├砂糖......小さじ2/3
├塩......小さじ1/2
└こしょう......少々

作り方(調理時間:約30分)

【STEP1】

フライパンを熱して油を入れ、白菜、玉ねぎ、干ししいたけ、たけのこを強火で炒める。しんなりしたら取りだし、豚ひき肉を入れて、パラパラになるまで炒める。

【STEP2】

取りだした野菜をフライパンに戻し入れて中火にし、合わせ調味料を加える。煮詰まってきたら、水溶き片栗粉で強めにとろみをつける。

【STEP3】

バットに広げて冷まし、長ねぎを加えて混ぜる。冷蔵庫で1~2時間休ませると、巻きやすくなる。具を15等分する。

【STEP4】

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春巻きの皮の手前1/3に具をおく。ひと巻きして空気を抜き、両端を折りたたむ。筒状に包み、縁にのりを塗ってしっかりと止める。
※春巻きを破裂させないよう、具の水分は少なくとろみはしっかり。具の量は少なめに。

【STEP5】

140~150度の揚げ油に春巻きを入れ、お玉で油をかけながらゆっくり揚げる。油温は徐々に上げ160度にする。薄めの色で油から上げ、バットに立てかけながら余熱で仕上げる。
※表面だけでなく二重、三重になった内側の皮まで火を入れるには、140℃~160℃の温度帯を保ち、たえず油をすくって春巻きに回しかけ均一に火を通すこと。揚げたてをバットに立てかければ、余分な油が落とせます。

【STEP6】

春巻きに包丁の根元で切れ目を入れてから刃を鋭角に入れると、具の抵抗が少なくきれいに切れる。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

※揚げ物の大敵は水分!揚げたときに破裂したり、油ハネの原因にもなるので、シェフのアドバイス、「具の水分は少なく!とろみはしっかり!」を守って。野菜や肉の水分は、しっかり火を通して飛ばすこと。ちょっととろみが強いくらいでも大丈夫。

※大切なのは温度の管理。いきなり高い温度で揚げると皮の表面にぶつぶつが出てきて美しくありません。シェフの教え通り、低温から揚げはじめると、表面もツルリと仕上がり、見た目も食感も◎。手作りの醍醐味、パリパリの食感をぜひ彼に味わってもらって!

※春巻きはもともと、立春のころに新芽が出た野菜を具とした、とか、春の七草を巻いた、とか、タケノコなどの春の食材を包んで食べたのが始まり......など、いくつかの説があるそうです。どちらにしても、春の到来を喜ぶ気持ちや幸せを願う気持ちが込められたもの。この世の春である、彼とのラブラブ期に作ってあげたいおかずNo.1かもしれませんね。

春巻きで彼の結婚欲を引き出したら、結婚式を中華料理で、というのもいいかも!
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
<この料理を教えてくれたシェフ>
シェフ麻布長江 香福筵 田村 亮介 シェフ
横浜中華街の広東料理「翠香園」、池袋の湖南料理「華湘」を経て、四川料理「麻布長江」へ。当時のオーナーシェフ、長坂松夫氏のもとで修業を積む。2009年5月より「麻布長江 香福筵」のオーナーシェフに就任。"化学調味料を一切使用しない"というこだわりをもち、素材を生かした料理には定評がある。
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<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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