結納
結納は、和でないとダメなの?
2015/09/01 Tue
「結納」というと、振袖を着て、床の間のあるお座敷でしとやかに行われるイメージですよね。でも、慣れない和装で緊張して過ごすことや、苦手な正座を我慢して足がしびれを切らしてしまうことに対する不安も......。そもそも、結納を洋風で行うことはできないのでしょうか。調べてみました。
洋装でも、レストランでも結納はできる
結納は「和」というのは、もう古い! 実は、近年洋風の結納も増えてきています。結婚式でも「従来のしきたりにとらわれない」という、ニュースタイルが続々と登場している以上、結納もそうならざるを得ないのは納得です。
例えば、正統派フレンチやイタリアンなど、一流のレストランでの結納などはいかがでしょう。両家の装いはもちろん、フォーマルな洋装。慣れない和装で堅苦しい思いをすることはありません。 和洋を問わずに結納ができるのであれば、結婚式の会場選びも兼ねた結納会場選びができ、効率もアップ。「和」だけにとらわれることなく、自由に選びましょう。
洋風スタイルの結納品もある!
とはいえ、結納品は金銀の水引もまばゆい王道の「和」。どうしても洋の会場にはミスマッチでは?とお思いのアナタ。これまた、最近では洋風の結納品があるので、心配ご無用。見た目には「結納品」とわからないくらい印象が違うので驚かれるかもしれませんが、せっかく洋のスタイルを選んだのなら、結納品も洋で統一し、トータルでコーディネートしましょう。
あまりない機会だから思いっきり「和」を楽しんでも
洋風の結納も素敵ですが、「結納」はそもそも日本で培われてきた風習。一生に一度のことだから、和にこだわって楽しむのも一つの方法です。結婚してしまったら振袖を着る機会はなくなりますし、花嫁修業と思って、伝統的な和のお作法を学ぶ機会にしてもいいでしょう。美しい日本料理も楽しめます。
どちらにしても、両家で納得した上でスタイルを決め、決めた以上はしっかり準備を整えて、当日は楽しく過ごす。これが一番なんだと思います。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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