出産・育児

【初めての離乳食】先輩ママが教える離乳食のヒント

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先輩ママが教える離乳食のヒント

初めての「離乳食」やってみたい?

母乳やミルクしか飲んだことのない赤ちゃんに、飲み込めるくらいなめらかで、ほとんど味のついていない食事を与える離乳食、「是非やってみたい!楽しみ!」と挙手できる人はどれくらいいるでしょうか。

生後半年、少しずつ子育てにも慣れてくる頃ですが、初めてのことに挑戦するのは楽しみでもあり、ちょっと緊張もあるかも知れません。ひょっとしたら「ちょっと不安・・・」という人もいるでしょうか。

しかも生活の基本となる「食」の部分でこれから毎日続いていくもの。筆者は現在1歳4ヶ月の娘がいるのですが、とにかく離乳食を始めるのは憂うつで億劫で仕方ありませんでした。

私が「離乳食」をやりたくなかった理由

私が離乳食を面倒くさい、やりたくない、と思っていた理由は自治体の離乳食講座で指導を受けた下の三つによるものでした。

「離乳食を始めるときは朝に与えるのがよい。万が一アレルギーが出た場合、すぐ病院に駆け込めるから」
「離乳食は毎日決まった時間に与えるのがよい。同じ時間に与えることで生活のリズムが整うから」
「離乳食の前後2時間は授乳しないほうがよい。あまり授乳の直前直後だと食事の邪魔になるから」

どれも「絶対○○しちゃダメ!」と言われたわけではありません。○○する方がよい、と言われただけです。

ですが、何事も初めてで手探りの状態で、あれもこれもと言われたら思考が停止してガチガチになってしまったのです。

朝与えた方がいいって言っても午前中に外出しなくちゃいけないときはどうしたらいいの?
毎日決まった時間に与えたほうがよいって言ってもその時間に赤ちゃんが寝てしまったらどうしたらいいの?
前後2時間は授乳しないほうがよいって言ってもうまくタイミングが合わなかったらどうしたらいいの?

離乳食を作ること・食べさせることよりも特に時間の制約が課せられたことに気が重くなっていました。

今だから分かる「離乳食」を乗り切るコツ

しかし実際に経験してみてわかったことがあります。結論から言うと「あまり気にしなくてよい」これに尽きるのです。

もし午前中に外出しなくてはいけないのなら、帰宅してから与えればいいし、離乳食の時間に赤ちゃんが寝てしまったら無理に起こす必要はありません。

特に始めのうちは、毎日決まった時間に与えるのはあくまでも理想で、それよりもママが一番楽な方法を取ることが大事です。

また、作り方にもコツがあり、基本は余裕のある時にたくさん作っておいて、冷凍保存したものをその都度解凍して食べさせる、でいいし、ちょっと今日は疲れたな、しんどいな、という日は迷わずベビーフードを使ってしまいましょう。

美味しいものを食べさせたい、頑張りたい、という気持ちも素敵だけど、一児の離乳食を終えた今となっては、「疲れているときには無理しない」ことが育児では重要なのではないかと思っています。

もちろん市販のベビーフードより手作りしたほうが経済的ですが、大人だってたまには買ってきたお弁当やレトルトで済ませる日があるのだし、赤ちゃんにも市販のものを食べさせても大丈夫。ベビーフードは成分やアレルギー対応も表示されていますし、とても安全な食品です。

それさえもしんどい時は離乳食は1回スキップして、授乳だけで済ませることもありました。

一度体調を崩した時に相談した助産師さんが言ってくれた「離乳食は1歳までは授乳とあわせて進めればよいので色々作ろうとしなくても大丈夫」という言葉を信用するようにしました。

後輩ママに伝えたいこと

助産師さんは離乳食について指導してくれた栄養士さんとは立場が違いますからそれぞれの意見が異なっている部分もあります。ただどちらの意見を選ぶかはママの自由だと思っています。

離乳食に限らず子育ての情報は雑誌や本、インターネットと際限なく溢れています。

情報のソースによっては書いてあることもまちまちで、どれが正解というものはないに等しい状態で、常識も時代によって変わります。そうであれば、自分に一番合ったもの、自分がいいと思うものを選んで欲しいなと思います。

最初は当然雑誌やネットの見よう見真似で構いません。でもそれが合わないとか自分には出来ないなどと思ったら、もっと楽な方法にアレンジしてもいいんですよ。

時にはほどほどに手を抜くなどして、マイペースに楽しく離乳食を進めていってくださいね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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