出産・育児

良好な職場復帰のために、事前におさえるべき3つのポイント

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職場復帰

ワーキングマザーとして仕事を続けていくために、職場との関係をよくしておくことはとても大事です。今回は、良好に職場復帰するために、事前におさえておいた方がよい3つのポイントについて解説します。

1)職場への出産報告

一番気をつけたいのが職場への出産報告です。産休で休んでいるし、出産後すぐはいろいろ大変なので、それが落ち着いてから1週間後くらいでいいかな?なんて考えは控えましょう。出産後は、赤ちゃんの世話が大変で、ばたばたしてしまうなど連絡どころではないかもしれません。

しかし、勤め先で、産休前からフォローをしてくれている上司・同僚にとって、出産の連絡が遅くなるということは、非常識な人間として捉えられてしまい、今後の職場復帰にも良くない影響がでる可能性があります。連絡のタイミングは、出産当日または翌日に夜間や都合の悪そうな時間を避け、常識的な時間でなるべく早くがよいでしょう。

例えば、1週間後となると、フォローしている職場の方々にとっては、自分のことばかり優先で、職場の自分たちは、後回しで感謝の気持ちが足りないのでは?という印象を持たれてしまう可能性もあります。

報告の仕方は、昔は電話が主流でしたが、電子メールでの連絡の方が都合のよい場合もあります。連絡体制や方法を上司と予め決めておくとよいでしょう。

また、帝王切開の場合は、起きあがれるようになるまで2~3日かかることがあります。上司へは、家族に代理で連絡をしてもらうなど事前に考えておきましょう。

2)お祝いのお返し

職場の人や取引先の人からお祝いをいただいたら、まずお礼状を出し、内祝いとしてお返しを送るようにします。仕事もプライベートも同様の形になります。

出産祝いのお返し(内祝い)の基礎知識

  • 出産祝いのお返しは、生後1ヶ月のお宮参りの前後に送ります。
  • 金額の目安は、出産祝いの3分の1から2分の1くらい。
  • のしの表書きは「出産内祝い」。
  • 赤ちゃんの名前をお披露目する機会になります。水引の下に赤ちゃんの名前を。
  • 水引は、紅白の蝶結び。
  • 内祝いをインターネット通販やデパートなどから送ってもらう場合は、品物だけではなく、お礼状忘れずにしましょう。特に取引先や上司には十分配慮すること。別々の送付になってしまう場合は、品物が届くより前にお礼状が届くようにしましょう。

3)職場復帰について上司と最終確認

いよいよ、仕事と子育ての両立をしていくことになります。

上司にも下記の点を話し合いましょう。聞かれないから答えない・大丈夫という考えではなく、不都合なことも隠さず、現状をしっかり伝える誠実な姿勢が大事です。

上司と話し合うべきポイント

  • 復帰タイミング
  • 自分と子供の健康状況
  • 預け先の計画・確保状況
  • 急な残業や出張などの場合のバックアップ体制
  • パートナー・家族の協力・理解の有無と状況
  • 次の妊娠の予定・計画

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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