出産・育児

ストレスは妊婦の敵!ワーキングマザーの心配ごと

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ワーキングマザーのストレス

妊婦になると体調がすぐれないことも増え、ホルモンの分泌の変化などもあり精神的に不安定になりやすくなります。ましてや仕事を続けていれば、仕事によるからだ・こころへの負担と二重にかかることでしょう。そんな心の気がかり・心配ごとについて、事前に理解し、予防・対策をしましょう。

みんなも気になってる!よくある妊娠中の心配ごと

働く女性の妊娠中には、どういった心配ごとがあるでしょうか。まずは、妊婦の初期・中期・後期に分けて解説します。

●初期

・流産しないか・今もっている仕事が産休前に引き継ぎできるかどうか・つわりで仕事を休みたいけど休みにくい、休めるか不安・出産するための産科・産婦人科(産院)が決まらない

●中期

・仕事が思うようにできない、残業がある、仕事中眠くなる・体重の増加や貧血などの健康面の心配・たばこがなかなかやめられない・逆子(骨盤位)の心配

●後期

・陣痛の痛みなどの出産時の心配・足の強いむくみや便秘・痔などの健康面・里帰り出産帰省・破水

備えあれば憂いなし!知っておきたいトラブルの対処法

1)ストレス・イライラの解消法

・ゆっくりと呼吸をする
イライラしている自分に気づいたら、まずはゆっくり深呼吸しましょう。

・自分を振り返る
妊婦になると、子供のことを考えるあまりちょっとしたことでも気になりだします。「どうして私の隣でタバコを吸うの?」「重い物を持たせるの?」など、もちろん避けないといけないこともあります。ですが、職場の人間関係を悪くしないためにも、自分のことを客観的に振り返る時間をもつように心がけましょう。ささいなことだったり、考えすぎだったりしている自分に気づくでしょう。

・睡眠・休憩を十分にとる
妊娠中はからだが疲れやすいので、特に睡眠や休憩の時間は大切にしましょう。家事などはパートナーに協力してもらったり、土日などを活用したりして、負担を減らしましょう。

・散歩に行くなどの気分転換
散歩に出たり、だれかに話を聞いてもらったりすることで、気持ちはだいぶ落ち着くものです。また、自分の好きなことをして過ごすのもいいでしょう。

・パートナーの協力
職場でも疲れ、家でもパートナーにイライラしてはつらいですよね。パートナーとは、よくコミュニケーションをとって、話を聞いてもらったりマッサージをしてもらうなどして、リラックスする手伝いをしてもらいましょう。

2)流産の心配・おなかのトラブル

妊娠初期は流産が多い時期です。少しの痛みでも気になったら、すぐに産科医に相談をし、診療を受けましょう。妊娠中期から妊娠後期は、おなかの痛みや張りが生理的に起こります。

しばらく休んでおさまるようなら大丈夫ですが、「休んでもおさまらない」「張りや痛みが強くなる」「出血や発熱をともなう」「何かいつもと違うような場合は、早急にかかりつけの産科医に相談し、診察を受けましょう。

3)おしるし・出血のトラブル

妊娠中の出血の原因は時期によって変わります。少量の出血の場合は、緊急度は高くないかもしれません。そうはいっても、判断に迷ったら、医師に相談しましょう。後期に入ると、「おしるし」といわれる血液の混じった織物がみられることがあります。

おしるしは、赤ちゃんがもうすぐ生まれるサインです。個人差もあるため出血が少ない方もいますが、出血の量が多かったり、痛みを感じたりする場合は、他のトラブルの可能性も考えられるので、産科医に相談しましょう。なお、おしるしがきても、すぐに陣痛が始まって出産ということではありませんので、落ち着いて対処しましょう。

4)破水の対応

破水したらナプキンや清潔なタオルをあててすぐ病院へ。破水は自分で止めようとしても止まらず、尿とは違う匂いがします。

5)お腹や腰をぶつけてしまったり、衝撃を与えてしまったりした時

しばらく様子を見て、お腹が痛くなったり出血したりしたら産科医に相談しましょう。

まとめ

いかがでしたか?心配事の対処法を知って、スムーズな出産を迎えましょう。あなたのお母さん、先輩ママさんなどすでに同じような経験をされた先輩にもお話を聞いてみてくださいね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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