出産・育児

妊娠中のワーキングマザーが知っておきたい産休前の仕事の進め方のコツ

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産休前の仕事

産休前の時期、普段ほとんど変わらず仕事ができる人、逆に入院しないといけないくらいになってしまう人、妊娠中の体調は人それぞれです。実際に妊婦になってみないとわかりませんし、自己管理といってもどうにもならないこともありますが、これからも働き続けるためにも、産休前の仕事ぶりは大事です。

今回は、産休前の妊娠期間中で働く上で気をつけるべきことを解説します。

妊娠中、職場で気をつけるポイント

1)職場の人とのコミュニケーション

「妊娠してるんだから・・・」ではなく「自分は周りに助けてもらっている」という気持ちを持ちましょう。

コミュニケーションのポイント

  • 感謝の言葉「ありがとう」「助かります」などをしっかり伝える
  • 健康診断など休む日程は早めに伝える
  • 残業も出張も自分の体調と相談しましょう。無理をして逆に迷惑をかけることも考えておく
  • あからさまに、つらい表情を出さないようにする
  • 急な休みを想定して、普段からしっかりコミュニケーションを図り、急に休んだ場合には、フォローしてもらった方や上司に、しっかりお詫びとお礼をする

2)気をつけるべき作業

注意一秒、後悔一生です。避けるべきことは事前に上司・同僚に相談し、その分できる作業に注力しましょう。

チェックポイント

  • 長時間の立ち作業
  • 過度に寒い環境や熱い環境での作業
  • 重いものを持つ作業
  • 高いところに手を伸ばす作業
  • 過度のストレス・緊張感のある作業

3)職場で座りっぱなしの方注意「エコノミークラス症候群」

飛行機のエコノミークラスに乗った人に起こりやすい「エコノミークラス症候群」。これはどういうものかというと、長い時間下肢を動かさずに座っている場合に血流が悪くなる等により、太ももの奥の静脈に血の固まりができる「深部静脈血栓症」が発症します。妊娠中や出産後にかかりやすいと言われています。

予防策は、からだを動かす、水分を補給する、ゆったりとした服装をするなどです。職場で座ったままが多くても、1時間に1回は歩きまわるようにしましょう。

4)職場でのランチは自分のペースで

ランチは、無理に同僚と合わせず、最適なスタイルを見つけましょう。

チェックポイント

  • なるべく和定食など栄養バランスがよく、消化しやすいものを食べる
  • 外食の場合は、量の調整ができ、バランスよく食べられるお店を選ぶ
  • 高カロリー・塩分の多いもの、甘いものは、なるべく避ける

5)もしもの出張

安定している妊娠中期なら出張も可能です。ただし、スケジュールを組む前に、念のためかかりつけの産科医に相談すること。ここでも「注意一秒、後悔一生」です。母子健康手帳・健康保険証など必須アイテムは忘れずに。

まとめ

いかがでしたか?「注意一秒、後悔一生」を念頭に、どうしても遠慮してしまうこともあるかもしれませんが、上司・同僚に相談することを心がけましょう。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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