結婚式二次会・パーティ

二次会カメラマンを任されたら?撮影のコツから心がけまでを伝授

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2014/08/26 Tue

景品プレミアム

撮影のコツから心がけまでを伝授

はじめに

挙式や披露宴はプロカメラマンに依頼しても、予算などの関係で二次会までは手配できないというケースは多いもの。とくに近年はデジタル一眼レフやミラーレスカメラが身近になったため、二次会の撮影は友人にお願いするというケースが増えています。
もちろん新郎新婦にとっては二次会も一生に一度の大切な時間。カメラマンを引き受けたからには責任は重大です。そこで今回は撮影のコツから心構えまで、二次会の撮影で覚えておくべきポイントをご紹介していきます。

事前に準備しておくこと

早めに会場に入り、本番のシミュレーションを

まずは新郎新婦にどんな写真が欲しいか事前にリサーチ。「二人の写真を多めに」、「ゲストの顔をなるべくたくさん」、「全員で撮る集合写真が欲しい」など、希望はさまざま。それにより機材や当日の立ち回りも変わってきますので、なるべく具体的に聞き出すことが重要です。もちろんバッテリーの充電、メモリーカードの容量などはしっかり確認を。もしものときのためにサブカメラを用意しておくこと、また、撮影スタッフも複数にしておくなどすれば安心です。

さて、いよいよ当日。会場へは可能な限り早めに入り、撮影場所をチェック。もし当日、披露宴にも出席するなどで時間のない場合は、面倒でも前日までに会場に足を運んでチェックしておくようにしましょう。二次会は日没後の室内というパターンがほとんどなので、とくに明るさのチェックは最重要項目。照明係や会場側にお願いして本番と同じ明るさにしてもらい、試し撮りをしておくようにしましょう。さらに司会者や幹事とともにプログラムの流れも確認してください。入場経路、ケーキカットや余興の場所を確認し、撮影カットのイメージを固めておくと、本番がスムーズです。

心構えと、撮っておきたいカット

技術よりも大切な祝福の気持ち

第一の心構えは「おめでとう」の気持ちを忘れないこと。写真には撮影者の気持ちが正直に表れます。単に係に徹するのではなく祝福の気持ちを込めて撮ることが、良い写真を撮る何よりの秘訣です。そして、必要であれば良いポジションを確保することも必要。遠慮して後方から撮ってばかりでは迫力のある写真になりません。大事な場面では最前列をキープ、知らない人にも進んで声をかけて撮影するなどの積極性が必要です。

忘れずに撮影しておきたいカット

入場やケーキカット、スピーチ、余興などのメインプログラムだけでなく、歓談中の自然な表情もぜひ押さえておきたいカット。その他、ウェルカムボード、会場、料理、ケーキなど人物以外も撮影しておくと、あとで見返したときにパーティの雰囲気が蘇りやすくなります。
また、撮影対象はつい新郎新婦が中心になってしまいがちですが、ゲストの写真をまんべんなく押さえておくことはとても大切です。「撮影係」と書いた紋章やワッペンをつけておけば、ゲストの方々にスムーズに撮影に応じて頂けるでしょう。さらに幹事や司会者、受付、音響係、そしてカメラマン自身の写真も忘れずに撮っておきましょう。

喜ばれる写真のために覚えておきたいポイント

一枚の完成度よりも、カット数で勝負

最優先は大切なシーンをカメラに納めること。撮影に不慣れであれば、設定変更やレンズ交換は減らし、その分なるべく多くの場面を撮影するように心がけましょう。とくに昨今のカメラは質が向上しているため、以下のコツを踏まえれば、きっと新郎新婦に素敵な写真をプレゼントできるはずです。

  • 撮影モードはオート:場面に応じて設定を変更する自信がなければ、カメラの撮影モードをオートで固定。
  • ストロボはオフに:ストロボを焚くと写真は平板な印象になりがち。避けたい場合は事前にストロボ発光禁止の設定を。
  • 人物は連射:目をつぶってしまうことを考慮して、人物撮影は2~3枚連射しておきましょう。
  • とにかくたくさん撮る:数多く撮影できるのもデジタルカメラの長所。なるべく多めにシャッターを切りましょう。
  • フォトブックを利用:新郎新婦に渡す際、データだけでなく、いい写真をセレクトしてフォトブックに仕立てると、サプライズプレゼントとしても喜ばれます。カメラ店などでサービスがあるので、利用してみましょう。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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