料理・レシピ

誰もが認める「料理上手」に♪華麗な三枚おろしで鯵の南蛮漬け

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涼しくなるとドッと出る......?夏の疲れにお酢パワーをチャージ!

鯵の南蛮漬け

しあわせな結婚のために、日夜、料理の腕を磨く婚活女子の皆さん、こんにちは。
何度も何度も言いますが、女の武器は涙じゃありません。料理の腕です。
でも、料理の腕ってものさしではかれないじゃないですか。
自分では「料理上手♪」って思っていても、実際、料理の手際や味、後片付けなどトータルで見ると「......じ、上手って言った???」なんてドン引きされてしまう恐れもあるんです。怖いですね、料理って。

そこで、わかりやすーく料理上手をアピールできる方法を教えましょう。
それは「魚をさばく」こと。
魚をさばける女......。
かっこいいですよね。無条件にかっこいい。
最近増えている「包丁すらマトモに握れない女性」や、「切り身が泳いでいると思っている女性」、「こわーい」「くさーい」「きもーい」とぶりっこしちゃう女性、うんちくばかりで手を動かせない女性。はっきり言って婚活市場ではモテません。

いつ何が起こるかわからない昨今、いざというときに頼りになるのは、ワインの知識がある女性ではなく、魚がさばける女性。細かいことを言うと、切り身のパックを買うより、1尾買ってさばいたほうが安上がり。つまり、魚がさばける=料理上手認定!+家計のことも考えた「デキるヨメ」......となるわけです(若干盛ってます)。

というわけで今回は、鯵の南蛮漬けのレシピをプロのシェフにうかがいました。まずは、鯵の三枚おろしに挑戦してみましょう! 鯵は、魚の中でも手ごろな価格で入手でき、かつ、さばきやすい大きさであることもオススメポイント。これを機にマイ出刃包丁なんてゲットしてもいいかもしれませんね。美しくさばけたら南蛮漬けに。揚げ物だけどさっぱりいただける南蛮漬けは、夏の疲れが出てくる秋口にピッタリのメニューです。

おいしい魚介料理をふるまえたら、彼のプロポーズももうすぐそこ。だけど、くれぐれもさばくのは魚だけにしましょうね。

材料・調味料(2人分)

【鯵の南蛮漬け】
鯵......1尾(2枚) 3枚におろし、小骨を抜き、皮目に塩を少々ふり、10分程おいておく
長葱......30g 笹切り(斜め切り)にする
人参......20g 4cmほどの千切りにする
獅子唐辛子......4本 ヘタを切り落とし、種を取り出し、小口切りにする
出汁......180cc ※出汁は水180cc、だしの素小さじ1/2で作っても良いです
みりん......40cc
醤油(淡口)......40cc
酢......60cc
赤唐辛子......1本 そのまま使うので、種を取り出しておく
塩......適量
片栗粉......適量
サラダ油......適量

作り方(調理時間:約30分)

【STEP1】

STEP1

鯵から出た水分をペーパーで拭き取り、3cm幅に切る。切った長葱、人参、獅子唐辛子を軽く水洗いし、ザルで水気を切る。

【STEP2】

STEP2

鍋にサラダ油を張り、170~180℃に熱する。3cm幅に切った鯵に片栗粉を付け、揚げる。※揚げる時間は4~5分程度が目安です。

【STEP3】

気泡が大きくなり、十分に鯵が揚がったら油から上げ、冷ます。

【STEP4】

STEP4

鍋に出汁、みりん、醤油、酢を入れて火にかける。調味料が沸騰したら火を止め、赤唐辛子と人参の千切りを加えて冷ます。

【STEP5】

STEP5

鯵、STEP4の合わせ調味料が冷めたら密閉容器に入れ(赤唐辛子、人参も一緒に)、長葱の千切りを加えて一晩(調理時間外)ねかせる。

【STEP6】

STEP6

皿に鯵、人参、長葱を盛り付け、合わせ調味料を回しかける。STEP5の赤唐辛子を小口切りにし、獅子唐辛子と合わせてを上から散らす。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

シェフからのアドバイス
【下準備】ひと手間ですが、獅子唐辛子は種を取り出しましょう。口当たりが良くなります。
【調理】素揚げする場合は、片栗粉をしっかりつけて、しっかり落としましょう。片栗粉の塊があると、余分な油まで吸って、味を落としてしまいます。

※南蛮漬けは青背の魚と相性がいいので、鯵だけでなく、鯖や秋刀魚、豆鰺などでも試してみてくださいね。

※冷蔵庫で冷やしてからいただくと、よりさっぱりといただけます。ピリッと唐辛子が効いた甘酢は食欲のないときでもごはんがすすむ優秀なおかず!

※魚以外にも、鶏肉や豚肉、鮭、なす、焼き豆腐など、南蛮漬けにぴったりな食材はたくさんあります。たれの分量をマスターしておいて、季節の食材でそのときいちばんおいしい南蛮漬けをつくってもいいですね。

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<この料理を教えてくれたシェフ>
シェフ
「恵比寿 笹岡 本店」 笹岡 隆次 シェフ
1962年、東京都出身。高校卒業後、18歳で赤坂の料亭「長谷川」で料理人の世界に入る。赤坂「料亭 川崎」出身の吉原 綾二 氏に師事し、新橋「一楽」、三田「菱沼」で料理長として活躍。34歳でオーナーシェフとして「天現寺 笹岡」を、2007年には新丸ビルに「恵比寿 笹岡 新丸ビル店」をオープン。TVや雑誌で活躍する一方、食育の活動も行っている。
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<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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