結婚・結婚準備
彼より身長が高い花嫁のウエディングドレス選び
2014/12/03 Wed
意外に多いのが「彼より自分の方が背が高い」という花嫁。自分のドレス姿に美しさを追求してしまうと、彼との身長バランスがうまくとれない......というお悩みをよく聞きます。
「綺麗なドレス姿」と「身長のバランス」、このジレンマにどう立ち向かうか?考えてみました。
シューズで調整する
和装の場合は、男性の草履も厚底ですし、花嫁はカツラをつけるので身長差はそこまで気になりませんが、ドレス&タキシードの場合は、花嫁のウエディングドレスに合わせるヒールが12cm前後と高いため、身長差が如実に表れてしまいます。
そこで、花嫁のシューズはなるべく低めに抑え、新郎には上げ底の靴を履いてもらうのも手です。実は私もこの方法をとりました。ドレスに合わせたのは5cm程度のローヒールで、彼は通常の靴。これでも同じくらいの身長になってしまいましたが、ローヒールのおかげで足がまったく疲れなかったのはよかったですね。
ドレスのラインで調整する
ドレスのボリュームを抑えて、すっきりとしたラインを強調するのも手です。
タテのラインを強調するようなドレスや、トレーンが長くボリュームのあるドレスは身長差や体格差をより強調してしまうので、装飾の少ないAラインやエンパイアを選ぶといいでしょう。
また、ヘアスタイルも上に盛るのではなく、コンパクトにまとめるのが◎。
写真の構図を工夫する
後に残るのが写真。どうしても写真写りが気になるようだったら、新婦が椅子などに座り、新郎が立つポージングや、階段などの段差、奥行きのある場所なら遠近法などを使って、ちょっとアーティスティックな写真を残してみましょう。
構図を遊ぶことによって、身長差が気にならず、素敵な写真が残せます。
ふたりの個性と受け止める
身長差も含めて好きになり夫婦になるのだから、身長差もふたりらしさ、と捉える方法もあります。
バランスを考えてふたりの身長差を隠すのもいいですが、ふたりが気にならないのであれば、「綺麗なドレス姿」を我慢してまで隠さなくてもいいのかもしれません。
そして、ふたりの個性を堂々と受け入れて、胸を張っている姿がいちばん美しいのかもしれませんね。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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