料理・レシピ

簡単!おいしい!アレンジ自在!タラを使ったオシャレなディップ♪

0View

おせちで残った数の子を加えて、ちょっとリッチにアレンジ♪

ブランダード

みなさん、こんにちは。お正月も七草も成人の日も終わってしまい、そろそろ休み気分を脱して本気出していくタイミングですよね。年頭に当たって、みなさんは、今年の目標って決めましたか? フリーの方は恋人ができるように、婚活中の方は結婚できるように、結婚されている方は夫婦円満、はたまた仕事の成功、金運アップ、健康維持、世界平和......などなど、心に決めたものがたくさんあると思います。目標に向けて、一歩一歩、精進していきましょうね。ちなみに私は、今年は無事に資格をとって、それをひっさげニューワールドへ行くことが目標です!でもおみくじは凶でした!(笑)

さて、婚活中のみなさんも、結婚されている皆さんも、しあわせな結婚生活には妻のおいしい手料理が欠かせない......ということはよくご理解いただいていると思います。それは、その通りだと思います。夫のおいしい手料理でもいいのですが、この世の中、そうそう毎日手料理を作ってくれる男性には巡りあえません。おいしいものを食べたいと思うなら、外食するか、中食するか、自分で作るか......もちろん、もっともモテるのは「自分で作る」です。でも、働きながら主婦もこなす......というのは、時間のやりくりに骨が折れます。共働きの夫婦が増えているからこそ、求められる料理の腕とは、ただおいしいだけでなく、少ないステップでできて、食材のムダをなくすためにバリエーションが豊かなこと。昨日作った◎◎が、今日は△△にあら変身!という引き出しをたくさんもっていることが肝心なのだと思います。

今回ご紹介するレシピは、その引き出しの元となる料理。「ブランダード」という聞き慣れない言葉、その意味は「かき混ぜたもの」だそうです。干し鱈を使った南仏の郷土料理なのですが、侮るなかれ、シェフが、この時期にピッタリの、おせちのリメイク料理に仕上げてくれました。このレシピを自分のものにしたら、さまざまな素材でアレンジして、たくさんの引き出しを作ってくださいね。その応用力に彼もメロメロになっちゃうかも?しれませんよ。

材料・調味料(4人分)

【数の子入りポテトと魚のブランダードデップ】
◆ポテト
├じゃがいも(男爵)......3個 皮ごとボイルしてから、皮をむく
├マヨネーズ......少々
└牛乳......少々
◆ブランダードデップ
├白身魚(たらなど。シェフはたらを使用)......150g
├にんにく(お好みで)......1片 つぶす
├オリーブオイル(炒め用)......少々
├タイム......少々
├塩・こしょう......少々
├パセリ......少々 みじん切り
├オリーブオイル......20cc
└数の子......1腹 細かくカット
バケット......適量 薄くスライス

作り方(調理時間:約60分)

【STEP1】

ボイルし皮を剥いたじゃがいもを、網目の細かいこし器(シノワ)でこし、ピューレ状(細かく潰しても良い)にし、マヨネーズと牛乳でのばしておく(固めに仕上げる)。

【STEP2】

STEP2

フライパンに、オリーブオイル、にんにく、タイムを入れ、白身魚をソテーする。白身魚をほぐしながら、塩・こしょうで味付けする。

【STEP3】

STEP3

Step1のじゃがいもに、Step2の白身魚を混ぜ、パセリ・オリーブオイル・数の子を加え、味を整えて冷まします。お皿に盛り付け、バケットを添えれば完成。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

シェフからのアドバイス
※じゃがいもは、ホクホクの男爵がおすすめです。(メークインは粘りが強いので不向き)
※白身魚なら何でも代用が可能です。塩だらを使用するときは、塩分を控え目に。
※数の子の塩分も考えて、全体の塩加減をしましょう。
※こし器がない場合は、フォークやマッシャーなどでつぶしましょう。好みにもよりますが、多少粒が残ってもおいしく食べられます。
※ボイルしたブロッコリーやニンジンなどを添えて、ポテトサラダふうに盛りつけてもGOOD。バゲットは少しオーブンで温めてカリッとさせるといいでしょう。クラッカーやスティック野菜にも合います。
※多めに作っておいて、翌日は、グラタン皿に入れチーズやパン粉をふって焼いたり、コロッケにアレンジしても。
※本来は干し鱈を使いますが、魚は、鮭や鯛、平目などでも美味しい。数の子の代わりに明太子やとびっこでも合いますね。魚を多めにしたり、牛乳を多めにしてなめらかにしたり、マヨネーズを多めにしたり、にんにくをもっと効かせたり......。さまざまな応用が効き、おかずにもおつまみにもなるブランダード。自分流のアレンジを加えて楽しんでくださいね。
ウェルカムパーティにも活躍するフィンガーフードって、どんなものを選べばいい?
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
<この料理を教えてくれたシェフ>

シェフ「キュイジーヌ 濱下」 濱岡 稔 シェフ
「ゆるフレンチ」のフランス料理をベースに、和を取り入れた創作料理を提供しています。18歳から27年、料理一筋で生きてます。横浜のニューグランドホテルで7年間修行後、恵比寿QEDCLUBスーシェフ3年間、祐天寺で和食フレンチ居酒屋を共同開店後、現在池尻三宿にて気軽なフレンチビストロを始めて5年目になります。休日も、家庭で育ち盛りの子供三人と大喰らいの嫁に夕飯を作る日々・・・自分の作った料理を食べた人が笑顔になってくれることが、何よりの喜びです。
→→→このシェフのほかのレシピを見る!

ロゴ
<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

閉じる