結婚・結婚準備
和装には、和装専用のインナーを
2016/11/07 Mon
昨今の和の結婚式ブームもあって、挙式やお色直しで和装を選ぶ花嫁が多くなっています。ウエディングドレスと同じように、和装を美しく着こなすには、和装専用のインナーが必要。「たった1回のことだから」と、おろそかにせず、専用のインナーを選ぶことで、写真写りも格段によくなりますよ!
快適に、そして和装姿を美しく
専用、とはいえ、昨今では兼用できたり、代用できるものも増えています。本格的な和装専用でなくても、市販のものと上手に組み合わせて使いたいもの。
例えば、肌襦袢(ガーゼ肌着)は、見えないのでタンクトップやVネックのインナーでも代用可。ただ、うなじが開いていないと見えてしまうので、不安なら肌襦袢を購入した方がいいでしょう。また、裾よけも、スパッツやステテコなどでも代用できます。滑りの良い素材が合うので特に冬の挙式などでは重ね着をしてもいいでしょう。
快適さを市販のもので代用し、美しさは専用のもので作るとしたら、必要なのは和装ブラジャーでしょう。特にバストが豊かな方は必須。バストが大きいと帯に乗っかってしまい、着崩れの原因になるので、補正の意味も兼ねて、用意しておくといいと思います。また同様に、ウエストが細かったり、お尻が小さい方は補正パッドを検討しましょう。和装は筒型に着るのがよいとされています。タオルでも補正はできますが、固定が難しいのでパッドの方が安心。
洋装と見せ方が異なることを頭に入れて
そう、和装は筒型に着こなすのが美しく、ウエディングドレスのようにウエストのくびれも、バストラインも強調する必要がありません。そのことを念頭に入れ、自分の身体の線をどうコントロールしたらいいかをコーディネーターさんとも相談しつつ、美しく着こなせるよう準備をしましょう。
忘れちゃいけない和装小物
他にも、和装には小物がたくさん必要です。腰紐、襟芯、伊達締め、帯枕、帯揚げ、帯締め、帯板、足袋などなど、必要になるものをきちんと確認し、専門店で準備しておくといいでしょう。また、季節によって変わるものなどもあるので、専門知識をもった担当者にきくのがベスト。しきたりなどを踏まえて、最善の選択をしたいですね。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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