
まずは今どきの結納はどんなふうに行われているのかをチェック。地域によっての差などもありますが、これを元に儀式の流れをしっかり把握して。その上で、必要となる品とその意味を知ると、結納という儀式の根底に根付く日本人の美学をも感じられるでしょう。

仲人が使者となり両家を往復する正式結納とは違い、一堂に会して結納品を取り交わすのが略式結納。本来の進行役は仲人ですが、立てない場合は男性の親の受け持ちに。挨拶や口上を父親が、受書や結納品を運ぶ役割を母親が行います。略式ならば堅苦しくなりすぎずないので、ふたりの自覚を深めて家族の絆を再確認できるいい機会と考えましょう。「結納プラン」なら介添えスタッフが段取りしてくれるのでおまかせ。だいたいの進行と口上を把握して、姿勢を正して美しく一礼することを心がければさまになります。式自体は15~20分程度。式後には全員で会食を楽しむのが一般的な流れ。
◆進行と口上の一例
| 男性側、女性側の順に入室し着席 |
全員「よろしくお願いいたします」 |
| 初めての挨拶 |
男性の父親「本日はお日柄もよく、ふたりの婚約が整いましたことをお慶び申し上げます。ここに結納の儀を執り行わせていただきます」 |
| 男性の母親が結納品を女性の前へ運ぶ |
男性の父親「○○家よりお結納の品でございます。幾久しくお納めください」 |
| 女性側が順に目録に目を通す |
女性「ありがとうございます。幾久しくお受け致します」 |
| 女性の母親が結納品を飾り男性に受書を渡す |
女性の父親「○○家からの受書でございます。幾久しくお納めください」
男性「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」 |
| 女性の母親が結納品を男性の前へ運ぶ |
女性の父親「○○家よりお結納の品でございます。幾久しくお納めください」 |
| 男性側が目録に目を通す |
男性「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」 |
| 男性の母親が結納品を飾り女性に受書を渡す |
男性の父親「○○家からの受書でございます。幾久しくお納めください」
女性「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」 |
| 締めくくりの挨拶 |
男性の父親「本日はありがとうございました。略式ではございましたが滞りなく結納を納めることができました。今後ともよろしくお願い申し上げます」
女性の父親「こちらこそありがとうございました」 |

- 【結納品】
結納金の金包に縁起物を合わせたもの。正式な「9品目」、略式の「7品目」「5品目」、また地域によっても品数は異なります。
- 【目録】
結納品の内容、品目や数量を記したもの。結納品に含まれる。
- 【家族書】
本人と同居して姓の同じ人物の名前と本人から見た続柄を記したもの。また、父方→母方の順に、同居していない祖父母、既婚の兄弟姉妹とその配偶者、おじ・おばとその配偶者の順に三親等まで親族の住所、続柄、氏名を書いたものを親族書といいます。最近は家族書だけにしたり、どちらも省略する場合もあるのでよく相談を。
- 【受書】
結納品を受け取った旨を記した領収書のようなもの。
- 【婚約記念品】
結納金に対して結納返し(関東では半額、関西では1割が主流)をしない場合、それに代わる記念品を贈る。長く使える腕時計などが人気。
|
〜先輩カップルはどうだった?〜
1ページ目のアンケートで、「結婚をした」と応えたカップルに、どんなスタイルで行ったか聞いてみました。
|
知らなかった!おめでたい席には避けたい忌みことば
おめでたい席で避けたいのが、ふたりの末永い幸せに悪いイメージを与えてしまう
「忌み言葉」。「別れる」「終わる」「切れる」「壊れる」といった終わりや別れを
イメージさせてしまう言葉は避けましょう。また、使ってはいけないのが二度繰り返す
重ね言葉、「皆々様」「たびたび」「くれぐれ」「重ね重ね」。
そのほかにも、「嫌う」「うとんじる」「悲しむ」「やぶれる」など
マイナスイメージな言葉には要注意! 神経質になりすぎる必要はありませんが、
せっかくのおめでたい席なので前向きで明るい話題を選んで話すとよいでしょう。

参考文献:『誰も教えない食事のマナー』エイ出版/岩下宣子監修
Text/Kaname Nogami Illustration/Mika Nakamura
※情報はすべて08年11月の取材によるものです。その後、内容が変更する可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
結納・顔合わせのできる会場を探す
レストランウエディングを探す エリア別にレストランウエディング会場を探す。
ブライダルフェアを探す エリア別にブライダルフェア会場を探す。
二次会・パーティー会場はこちらから 二次会・パーティー会場をエリア別に探す。