前回のサカイ先生のアドバイスを受け「必須条件」を挙げた2人。
でも、すべてを満たす結婚式はなかなかなさそう。
どんなスタイルがおすすめ?どうやって選ぶの?サカイ先生に教えてもらいましょう。
新しいスタイルの結婚式が増えているのを、ご存知でしょうか?
様々な方の希望にあうように、様々なスタイルが生まれているのです。
主なスタイルを挙げてみましょう。
- 芸能人の結婚式で使われるようなホテルの大広間(披露宴会場)での豪華披露宴
- 老舗の結婚式場でのスタンダードな披露宴
- ガーデン付きのゲストハウスでの貸切ウエディングパーティ
- レストランを貸しきった、自由でアットホームなウエディングパーティ
- 神社などで式を挙げ、会食をする和風の結婚式
- 家族のみなどの少人数で行う海外ウェディング
最近増えてきた新しいスタイルは、以下のようなものです。
- 挙式のみのウエディング
- 披露宴と2次会の中間に位置する1.5次会
- 記念の写真だけを撮るフォトウェディング
- あえて平日に挙式・披露宴を行う平日婚
- 親族中心の部と友人中心の部を分ける2部制ウェディング
中でも最近は、披露宴よりも格式ばらず気軽で、2次会よりもきちんと感がある「1.5次会」が人気。
1.5次会にも、「着席フルコース」「着席ビュッフェ」「立食ビュッフェ」などの様々なスタイルがあり、ゲストが自由に動き回れるビュッフェスタイルが増えてきています。
ゲスト同士のコミュニケーションが、より重視されるようになってきたんですね。(サカイ先生)
結婚式のスタイルは、前章でお伝えした「テーマ」や「優先事項」などの条件で選びましょう。
テーマや条件が決まっていれば、おのずと選ぶべき会場が導き出されるはずです。
- 親戚で高齢の方が多いのであれば、アクセスが楽で、ホスピタリティに信頼のある会場を。
- 友人中心なのであれば、堅苦しくならず、カジュアルに盛り上がれる会場を。
- 食事にこだわりたいのであれば、お料理の評判が高く、2人が認める味の出せる会場を。
- 2人らしさを色濃く表現したいのであれば、趣味やこだわりに関連した会場を。
じつは、結婚式を大きく左右するのが「会場選び」なのです。
会場さえ決めてしまえば、やることの半分はもう決まったようなもの。
極端な話、会場で用意されたプランを利用すれば、もうほとんど準備がいらないケースもあるほどです。
しかし、これは大きな落とし穴にもなります。
なぜなら、会場ごとにできることの制限がある、ということだから。
なんとなく会場を決めて、そのあとにいろいろとやりたいことがでてきても、すべてを実現するのは難しいでしょう。
ですから、繰り返しになりますが、テーマや条件をあらかじめ考えておくことが重要なのです。(サカイ先生)
たくさんのスタイルの選択肢があることを知り、驚きを隠せないユウコとタカシ。
結局、どんなスタイルや会場がベストなのか迷っているようです。
では次回は、サカイ先生に「会場の選び方」について教えてもらいましょう。