おもてなしの極意を学び、ゲストに喜んでもらえる自信が付いた2人。
そこでユウコがちょっとそわそわし始めました。
ゲストに喜んでもらうのが一番、でもやっぱり…結婚式といえばドレス!
運命の1着で失敗したくないの!プランナーのチバさん、どうしたらいいですか?
よく、体型の気になる部分に合わせたドレス選びが雑誌でも特集されますが…お尻が大きいからプリンセスラインがいいとか、腕が気になるからショルダー付きがいいなどということはありません。細かなパーツより、全体的な自分の雰囲気に合う色やデザインから、映えるものを選ぶのが一番。気になる体型は、自分に合ったインナーを選ぶことでかなり変わるんですよ。
ドレス用のインナーはなかなか高額なので、インターネットで安いものを購入してしまう花嫁も多いですが、ちゃんと試着して選んだものとでは雲泥の差!体に合っていないインナーだと、背中のお肉がはみ出してしまったりバストの位置が下がったりと、あとから写真を見てショックを受けることも…!
また、二の腕やデコルテなど、インナーで隠せない部分は逆に見せてしまった方がすっきりします。これは、女性の友人や姉妹と一緒に試着に行って、第三者目線で率直な意見をもらうと参考になりますね。
色も、年齢的に気にしてしまう方がいますが、30代の人がピンクを来てもいいし、20代の人が紺色を着てもOK。自分の雰囲気に合ったカラーが結局、一番花嫁を綺麗に見せてくれるんです。ただ、カラードレスで最近流行している黒や黒×白のドレスは、両親に相談した方がいいかもしれませんね。デザインで言えば、ミニのドレスも相談を。花嫁主導で楽しく選んでいいドレスですが、両家やゲストが気にしそうなポイントだけは両親や年配の方の意見を聞いてからにするのが無難です。
(チバさん)
ドレスショップや好きなブランドで気に入ったドレスがあったとしても、そのドレスで式を挙げるには「持ち込み料」というものがかかることがあります。通常、ホテルや式場などの会場には提携しているドレスショップがあり、そこで選ばない場合はドレスを持ち込むのに料金がかかる、というものです。
とはいえ、会場が持ち込み料でお金を儲けているわけではありません。提携ショップとの規約で、「お客さんがうち(会場提携)のショップでレンタルをしてくれないなら、(会場が)その分の保証料を払ってね」という決まり事があるところがほとんどのため、会場は持ち込み料をドレスショップへ払うために請求しているのです。
ドレス選びには大きく分けて以下の方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、参考にしてみてください。
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- ○メリット…持ち込み料がかからず、着付けやサイズ直しなど、当日までフォローが万全。急なダイエットでフィッティングからサイズダウンした時もさっと詰めてもらえる。
- ×デメリット…会場によっては選べるドレスの幅が狭いことも。
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- ○メリット…自分の好きなデザインやブランドが選べる。
- ×デメリット…挙式当日、会場にショップの人が入れないのでサイズ変更などの急な対応ができないことが多い。会場持ち込み料がかかる場合もある。
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- ○メリット…気に入ったデザインのものがあれば、レンタル並か、安く済むことも。海外挙式なら日本から持っていける。
- ×デメリット…安いものは生地が重たかったり動きづらいことも。また、挙式後の保管も課題に。
その他、あまりお金はかけられないけれどバリエーションがほしい!という場合は、1着で挙式にも披露宴にも使える「2WAYドレス」もありますよ。トレーンや袖が外せて、印象が変わります。同じウエディングドレスでも、ブーケやグローブの色を変えることで変化を付けるのもアリ。雰囲気を変えるポイントはいろいろあります。(チバさん)
憧れのウエディングドレスも決まり、
ユウコのイメージも固まってきたようです。
あとは結婚式を彩るふたりらしい演出が決まれば完璧!?
次回、いよいよ最終回!「一生の思い出になる感動演出」を、サカイ先生&ぐるなびウエディングプランナーのチバさんが教えてくれます。