レトロモダンな結婚式が叶う！歴史あるクラシカルな会場で結婚式

大人ムードのクラシカルな会場

時代とともに老朽化した建物をリノベーションして、ウエディング施設に再生する動きが盛んです。念入りな手入れやリニューアルを重ねて守り継がれる老舗の式場と併せて、本物の輝きを持つアンティークな雰囲気が人気。上質を見分ける眼を褒められそうなセンス自慢の会場で、ゲストとくつろぐレトロモダンなパーティを。

【関東】のおすすめの結婚式場

八芳園

由緒ある都会の"ヒーリングガーデン"で挙式
1950（昭和25）年、東京・白金台に個人所有されていた江戸の面影が残る大庭園で創業。大門を一歩くぐれば、今も昔も折々の四季を映す5万～の名園が広がります。高台に建つ数寄屋造りの料亭・壺中庵など、建物と風景が一体になって癒しの空間をつくる都会の別天地です。※写真：母とともに橋を渡る総檜造りの神殿

ウエディングの楽しみ方
印象深い挙式が叶う八芳園。神前は出雲式で、雅楽の音色のもと母に手を引かれて太鼓橋を渡ります。また挙式後に庭園を練り歩く花嫁御寮はゲスト感激の演出です。披露宴も個性的な会場がよりどりみどり。壺中庵や別棟の白鳳館で純日本建築の美を味わい尽くす祝宴はいかが。

（左）「白鳳館」で和のハウスウエディング　（中央）花嫁御寮は日本庭園に溶け込む演出　（右）四季折々に見事な庭園　

椿山荘

随一の庭園を臨む会場のテーマは"感動婚"
明治11年（1878）に山縣有朋公が椿の景勝地を購入し、天然趣味の庭を作って「椿山荘」と命名したのが始まり。空襲で大半を失ったものの10年あまりをかけて復興。現在は2万坪の庭園にヨーロピアンホテルとチャペルも併設、上質なサービスで広く知られる名門の式場です。※写真：会場はすべてガーデンビュー

ウエディングの楽しみ方
6つのバンケットをはじめ全館がリニューアルされ、全ての会場がガーデンビューに。高層からの夜景、プライベートガーデン、数寄屋造りの料亭など多彩な雰囲気でのおもてなしが叶います。挙式ではチャペル、神殿のほか湯島天満宮での神前式も可能。さらなる感動を呼ぶウエディングに。

（左）専用デッキから庭も利用できる「カシオペア」（中央）庭園内に佇む「料亭 錦水」（右）湯島天満宮での挙式も魅力

アルテリーベ 横浜

クラシカルな雰囲気そのままの気品ある花嫁に
昭和4年（1929）に建てられた旧横浜商工奨励館の一階スペースをレストランに再生。日本大通りに建ち並ぶ横浜市認定の歴史的建造物のひとつで、季節を彩る銀杏並木と調和した姿は横浜の異国情緒そのものです。室内は19世紀末ウィーンのアールヌーヴォ様式が本物の迫力。※写真：天井高6mのクラシカルな空間

ウエディングの楽しみ方
挙式が行われるのは、アトリウムのある大階段。明るい日差しを浴びながら純白のカーペットが敷かれたバージンロードを歩んで。披露パーティは東欧から招いた専属演奏家の生演奏でおもてなし。優美なテーブルコーディネイトにウィーン宮廷料理を発展させた料理が映えます。

（左）歴史ある外観を幻想的にライトアップ　（中央）専属の演奏家がクラシックやジャズを奏でる　（右）大階段を使ったセレモニー

【関西】のおすすめの結婚式場

神戸北野 セントジョージジャパン（旧異人館 クルペ邸）

一軒家レストランを貸切に"異人館ウエディング"
神戸・北野の高台にドイツ人貿易商クルペ氏の邸宅ができたのは90年ほど前。ゲストをもてなす迎賓館としてしつらえられ、そのキャパシティは異人館の中でも貴重な存在。70年代初めから会員制の社交倶楽部に利用され、一般営業を開始した老舗フランス料理店です。※写真：神戸の歴史を知る異人館

ウエディングの楽しみ方
時を経た建物ならではの落ち着いた空気感が魅力。挙式は英国式温室・コンサバトリーで光いっぱいのセレモニーを。重厚な調度品と暖炉があるメインダイニングは、南側を解放してガーデンへとつながるパーティが可能。ゲストとの会話と手間を惜しまない料理を楽しんで。

（左）ガーデンに面したセレモニースペース　（中央）カーペットがお洒落なメインダイニング　（右）老舗料理店ならではの一皿

※情報はすべて07年11月の取材によるものです。
その後、内容が変更する可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

Text by Yukari Eto

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