結婚・結婚準備

世代で違う?英国王室の結婚式事情2「チャールズ王子とダイアナ妃」編

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チャールズ王子とダイアナ妃の結婚式

チャールズ皇太子とダイアナ妃が結婚した場所

イギリス全体が歓喜に沸いたチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式。1981年7月29日にセント・ポール大聖堂でおこなわれました。

セント・ポール大聖堂はイギリス・ロンドンの金融街に所在しており、アン女王の銅像があることでも有名です。中はとても広く、その広さに圧倒されるような感覚に陥ります。高い天井には豪華な装飾が施されており、見ているだけでもうっとりするほどです。入口を入ってすぐに目に入るのは、巨大なパイプオルガンです。

はじめて聖堂が建てられたのは604年頃といわれているので、長い歴史のある大聖堂であることが分かります。

招待客やウエディングドレスは?

エリザベス女王とフィリップ殿下のイギリス結婚式に招待されたのは約2,000人といわれていますが、その数を上回る、約3,500人の著名人や王、女王などを招待したのがダイアナ妃の結婚式です。
式で出されたウエディングブレックファストは、ロブスターソース添えや苺のコーニッシュクリーム、ヒラメのクネル、鳥胸肉のラムムース詰めなどで、豪華な食事が振る舞われました。

女性が気になるのは、やはりウエディングドレスでしょう。ダイアナ妃のウエディングドレスは10,000個の真珠を縫い付けたベールが話題になりました。
ドレスはさまざまな工夫が施されており、レース作りでは何度も仮縫いを重ね、やっとの想いでウエディングドレスが仕上がったといわれています。7.5メートルを超えるロングトレーンは、多くの女性を魅了しました。ほかにも、ビッグシルエットのスカート、パフスリーブ、シルクを使用しているなど、女性が好きなポイントをピンポイントで突いたデザインでした。

女王エリザベスのウエディングドレスをデザインしたのは、イギリスのデザイナーであるデービットとエリザベスエマニュエルです。
ドレスだけでなく、ティアラやイヤリングなどのアクセサリーにもこだわりがあったり、ブーケはキャスケード型で豪華にしたりと、ダイアナ妃にしか着こなせないウエディングドレスだったといえます。

婚約指輪が話題に

チャールズ皇太子がダイアナ妃に贈った婚約指輪は、後にウイリアム王子が受け継ぎ、キャサリン妃に婚約指輪として贈られました。

この婚約指輪に使用されている宝石は、サファイヤとダイヤモンドです。12カラットの楕円形のサファイヤの周りに小さなダイヤモンドを14個使用して縁取ったデザインになっています。

婚約時での購入費は日本円で約377万円といわれていましたが、現在は価値が上がり、イギリスではなんとこの指輪、約3,300万円の価値があるようです。

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