結婚・結婚準備
これやっちゃうと嫌われる?結婚報告年賀状の落とし穴
2013/12/20 Fri
「今年結婚したんだけど、忙しさにかまけて結婚報告はがきが出せなかった......だから年賀状で結婚報告も兼ねちゃおうっと」というふたりも少なくないのでは? 近頃は「郵便年賀.jp」など、自分でも簡単に年賀状が作れるサービスがあるので、こだわりの結婚報告年賀状も叶っちゃう! でもちょっとまって。結婚報告に限っては、いつも通りの感覚で作ってしまうと、失礼に当たることも......? うっかり地雷を踏まずに、年賀状でスマートに結婚報告をする秘訣を紹介します!
出す相手をグループで分ける
年賀状を出す相手によって、はがきの内容も書き分ける。これ、いちばん大事なポイント!まずは下記の3パターンに分けてみましょう。
- 結婚式に出席してくれた人、結婚報告をしている人
- 結婚式に出席していない(結婚報告をしていない)けど、仲の良い人
- 結婚式に出席していない(結婚報告をしていない)、かつ、関係が希薄な人
1は、簡単ですね。結婚式の時のリストがあるでしょうからそれを元にリストアップ。その中でも、親類と友人、目上の方など、関係性でざっくり分けておくとなおさらGOOD。2は、少しハードルがあがります。普段、仲良くつきあってはいるものの、何らかの事情で結婚式に出席できなかったり、遠方に住んでいる人。分けにくかったら、自分の結婚を喜んでくれるかどうか、を想像してみるといいかも。3は、慎重に選ぶべきところ。ここ数年、年賀状だけのやりとりになってしまっている知り合いや、特にプライベートを話したこともないほどのつきあいの人などはここ。
他人のしあわせを快く思わない人がいるのはドラマの話だけではありません。世の中には、残念ながらあなたが結婚したことをよく思わない人もいます。(幸い、私の身の回りにはいないので、ちょっと説得力に欠けてしまいますが......)グループ分けの判断は難しいかもしれませんが、年明け早々地雷を踏むのは避けたいので、少しでも危険だな、と感じたら、3にしておくと安心です。
文例を考える
↑で分けたグループによって、具体的な文例を準備します。
1.結婚式に出席してくれた人、結婚報告をしている人向け
昨年は私どもの結婚に際しまして ご多忙中にもかかわらず多大なお配慮を頂き 誠にありがとうございました何かと迷いながらの生活も日々落ち着いてまいりましたまだまだ未熟な二人ではありますが どうぞ本年も変わらぬご指導のほどお願い申し上げます
昨年は私たちの結婚式にご出席いただき誠にありがとうございましたようやく新居も決まり左記(下記)の住所に転居いたしましたお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
など、基本的には結婚式に来ていただいたお礼と近況報告をします。相手によっては、くだけた表現でもアリです!
2.結婚式に出席していない(結婚報告をしていない)けど、仲の良い人
など、結婚報告と新生活への抱負などを盛り込みましょう。
3.結婚式に出席していない(結婚報告をしていない)、かつ、関係が希薄な人
など通常の年賀状の文例メインで、結婚報告は1行程度でOK。結婚に関して何も書かれていないのに、名字がいきなり変わっているのは不自然なので、サラリと入れるのみにとどめましょう。
年賀状の文面は、ごくごく一般的なことのみ書きます。具体的な近況報告、新婚旅行の感想、妊娠報告など、プライベートなことは、相手に応じて手書きで一言添えるのがベストです!
写真を選ぶ
1.結婚式に出席してくれた人、結婚報告をしている人向け
一般的なふたりの全身ツーショットが無難です。また、親類には、ふたりきりより家族集合写真の方が喜ばれます。
結婚式に参加しているからその場の雰囲気を味わっているとはいえ、しあわせ満開でキスしている写真や、お姫さま抱っこなど、あまりラブラブしすぎるものは避けましょう。本人たちはよいかもしれませんが、もらった側からすると気持ちの良いものではありません。(ネタとして受け取ってもらえる関係の人ならOK)
2.結婚式に出席していない(結婚報告をしていない)けど、仲の良い人
「こんな人と結婚したんです」という報告も兼ねているので、お相手の顔がはっきりわかるもの、また祝福する家族の様子がわかるものがよいでしょう。ただし、1と同じく度を過ぎない程度に。
3.結婚式に出席していない(結婚報告をしていない)、かつ、関係が希薄な人
写真入りでなく、文面のみ、または干支のイラストなどが入った、例年通りのものを選びます。年の瀬も差し迫っていますが、ちょっと面倒でも相手を想像しながら、失礼のないよう準備してくださいね!
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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