結婚・結婚準備
ビュッフェパーティを心地よく過ごす最低限のマナー
2014/01/24 Fri
1.5次会や2次会で、ビュッフェパーティを選ぶカップルはきっと「カジュアルさ」が決め手になっていると思います。とはいえ、ビュッフェにもマナーがあり、きちんと守れば主役のオーラがもっともっと光り輝きます。あまり聞き慣れないからこそ、ビュッフェのマナーをしっかり身につけておきましょう!
乾杯のときに気をつけたいマナー
いちばんしてはいけないのは、グラスとグラスを合わせて音を立てて乾杯すること。特にシャンパングラスは繊細なので、欠けてしまうこともあります。グラスの脚の部分をつまむように軽く持ち、乾杯のときは目線より少し上に掲げる程度でOK。
グラスを持たない方の手で、グラスの台を支えるような持ち方もNG。軽くひじを曲げ、みぞおちと平行にして添えるといいでしょう。花嫁は、ゲストひとりひとりと目を合わせるように会場全体に視線を投げかけると、より素敵。
料理の取り方
新郎新婦が自らビュッフェ料理を自分のために取り分けることは少ないかもしれませんが、料理の取り方については覚えておくとスマートです。
料理ごとに新しいものに替える
一度使った皿は、テーブルの上か、スタッフに渡し、新しい料理をいただくときには新しいものを使います。そのときには、皿の上に、使用済みの紙ナプキンを置いておけばOK。同じ皿に温かいものと冷たいものを一緒にのせるのも避けたいです。
自分の分だけ取り分ける
よかれと思って、他の人の分まで料理をたっぷり皿にのせるのはマナー違反。自分が食べられる分だけ取り分けるのが鉄則です。
コースと同じ順で取り分ける
いくら自由に動けるビュッフェスタイルとは言え、いきなりメインに飛びつくのはいけません。コース順に前菜からいただきましょう。また、「食べ放題」と勘違いをしているゲストもいるかもしれませんが、ビュッフェは食べ放題とは別物。同じ料理ばかりを食べ続けるのはマナー違反です(会場によっては食べ放題の場合もあります)。
取りわけた料理は全部食べる
おいしいメニューがずらりと並んで、どれも食べたくなる気持ちはわかります!でも、自分が取ってきた料理を残すのは、基本的にテーブルマナーに反します。新郎新婦の場合は、ゲストへの会話のほうが優先なので残してしまうのはやむを得ませんが、料理を残す場合にはせめて、皿の隅にまとめて置くのがテーブルマナーです。
ビュッフェパーティの場合、新郎新婦は食べるよりはゲストとの会話を楽しむ時間になると思います。ですから、料理の取り分けを妨げない場所にいることが基本。料理があるところでのおしゃべりも気持ちの良いものではありませんから。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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