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厳粛で格調高い人前式なら、シビルウエディング!

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シビルウエディング

「シビルウエディング」ということばを聞いたことはありますか? 資格をもった司式者によって執り行われる、新たな挙式スタイルで、宗教にはとらわれない人前式のひとつとして、年々人気を集めています。

シビルウエディングとは

直訳すると「市民結婚式」。宗教にとらわれず、法律上の婚姻の成立に重きをおく挙式スタイルのことです。
欧米では、国民のほとんどがクリスチャンで、挙式と言えば教会式が当たり前。あまり知られていないかもしれませんが、実はそれと同時に「婚姻届に署名する」こと自体が重要なセレモニーとなっていて、市町村役場のセレモニールームなどで、市長村長または係官などによって婚姻の法律上の手続きが行われます。これを「シビルウエディング(=市民結婚式、民事結婚式)」といいます。
通常は、シビルウエディングのあとで教会式を行い、法律の面と宗教の面、両方から夫婦になった証を立てるのですが、最近では、シビルウエディングのみのカップルも増えているとか。
こうした欧米での伝統的な婚姻セレモニーを取り入れながら、日本の人前式の新しいスタイルとして提唱されたのが「シビルウェディング」。
法律上の婚姻の成立を第一義と考え、挙式前に市町村役場に婚姻届を提出し、その長が発行する婚姻届受理証明書の婚姻届受理証明書を読み上げ、列席者一同に披露する形で行われます。

このスタイルは、1999年8月、全日本ブライダル協会によって提唱されました。一般的な人前式に比べて、ふたりの大切な婚姻の儀式が「厳粛で格式ある」ものになるよう考えられています。

また、人前式のひとつのスタイルということで、
・宗教にとらわれない
・場所、スタイルを選ばず、どこでもどんなスタイルでもOK
というポイントは変わりありません。和のスタイルでも、洋のスタイルでも、ふたりらしいスタイルで挙式ができます。

シビルウェデイングミニスターによる司式

全日本ブライダル協会が提唱するシビルウェデイングの特徴として、「シビルウェデイングミニスター」による司式が挙げられます。
シビルウェデイングミニスターは、全日本ブライダル協会が認定するシビルウェディングの司式者。この挙式スタイルの趣旨を理解した上で式を執り行い、ふたりに心からの祝福を贈る......この挙式スタイルに厳粛さと威厳を添える存在となっています。一般の司式者による人前式では「シビルウェディング」と呼ぶことはできません。
「シビルウェディング」については、扱っている会場、エージェント、または全日本ブライダル協会が認定する「シビルウェディングディレクター」(正しいシビルウェディングの知識を基に、シビルウェディングの演出・進行を統括)に相談してみましょう。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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