結婚・結婚準備

タキシード?フロックコート?新郎の衣装徹底解剖

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新郎の衣装

花嫁の衣装は、華やかで衣装選びも楽しくなっちゃう。一方、どうしても花嫁の添えもの(失礼!)的に扱われがちな新郎の衣装。でも待って、ここをこだわるといい男度もググーッとアップし、彼女の見る目も変わっちゃうって知っていましたか?

そこで、まずは自分がどこにこだわったらいいかを見極めるために、新郎の衣装について、しっかり見ていきましょう。

男性の正礼装・準礼装・略礼装

男性のフォーマルウェアには、時間・立場・行事の内容と格式によって、ふさわしい装いというものが決まっています。

正礼装

正礼装というのは、もっとも格式が高く、正式な式典やパーティに着用される衣装のこと。時間帯によって区別されていて、昼はモーニング、夜はテイルコート(燕尾服、ホワイトタイ)とタキシード(ブラックタイ)とされています。フロックコートは昼間の正礼装とされています。

準礼装

準礼装はセミフォーマルともいって、正礼装の次に格式が高い服装。通常のスーツよりも格式のある、ワンランク上の服装で、昼はディレクターズスーツ、夜はファンシータキシードとされています。

略礼装

略礼装は、礼装を一部省略したもので、インフォーマルともいいます。ダークスーツやブラックスーツとされますが、本来は正式ではない服装なので、海外でのパーティなどには通用しません。

結婚式にふさわしい衣装は?

現在、日本で行われる結婚式においては大多数がレンタル衣装を利用するので、正礼装、準礼装などの考えを気にする人はほとんどいないでしょう。ましてや時間帯で変わる礼装を四角四面に受け止めて、「よし、お開きの時刻が午後6時以前だから、披露宴では昼の正礼装のモーニングを着るぞ!」という新郎は少ないと思います。

宮中晩餐会や迎賓館にお招きされない限り、細かいことは気にしなくてOK。新郎の衣装はタキシードが基本となっています。オシャレの幅を広げたり、花嫁の衣装と合わせて、ディレクターズスーツ、ブラックスーツ、ファンシータキシードなどもいいと思います。

結婚式のスタイルが自由になった21世紀ですから、格式よりも、花嫁とのバランスや会場の雰囲気に合わせて選んでくださいね。

自分らしさを演出するなら?

新郎の衣装でおしゃれを楽しみたいなら、こまかな決めごとが多い正礼装よりも、自由にアレンジできる準礼装にするのがおすすめ。レンタル衣装でも今はとてもバラエティが豊富になっているので、グレーやピンクなどのカラーリングを楽しんだり、ベストやカフス、タイ、チーフ、シャツなどを好みのものにアレンジして、オシャレに演出してみてくださいね。

購入派が気をつけたいポイント

結婚式を機にブラックスーツを誂えたい、という場合には、合わせる小物を忘れずに購入しましょう。スーツにただのホワイトタイでは、「ゲストと変わりないね......」と言われかねません。シャツ、タイ、ベスト、チーフ、カフスは、使い回しができなくても、新郎であることを意識したものを購入してください。靴にこだわるのもステキですね。

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