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シャイだけど、ありがとうの気持ちは伝えたい...注目される「シャイ婚(謝意婚)層」とは?

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入籍するカップルの半数が「ナシ婚」層

日本では年間、 約67万組のカップルが結婚しています。 しかし、そのうち、約半数が 結婚式を実施しておりません。これらの結婚式をしないカップルは「ナシ婚」層と呼ばれています。今回、ぐるなびウエディングでは「ナシ婚」層が結婚式をしない理由を独自に調査し、その層のユーザーがどんな結婚式なら挙げたいか、調査しました。

「ナシ婚」層の中にも、実は「心残り」に思う人が...

結婚式をしない理由についてアンケート調査を行ったところ、セレモニーが嫌、再婚、授かり婚といった回答が多く見られました。

とくに再婚に関しては、現在入籍組数の 4分の1が再婚 と言われ、「ナシ婚」に対して大きい影響を持っていると考えます。ただ、これらのカップルたちは本心から結婚式をしたくないと考えているのでしょうか?

そこで、結婚式をしていないユーザーに対して「心残りかどうか」を聞きました。その結果、実に7割以上のユーザーが「心残り」と答えていました。

(図1)結婚式を実施しなかったことを心残りに思いますか?
(結婚式をしなかった人=186名)

(図1)結婚式を実施しなかったことを心残りに思いますか?

 結婚式をしていないユーザーが心残りに思っている理由を回答してもらったところ、「両親に感謝を伝えられなかった」後悔が圧倒的に多い結果となりました。ウエディングドレスを妻に着せたかったという回答もありましたが、「両親」に花嫁姿を見せたかった、と両親に対して披露しなかったことへの後悔も見られました。

「しないつもりだったけど結婚式をした人」満足度の高さ

一方、もともとはしないつもりだったけど結婚式をしたという方もいらっしゃいます。

「しないつもりだったけど結婚式をした人」たちの満足度を調査したところ、「結婚式をして良かった」と回答した方が9割以上いらっしゃいました。

(図2)結婚式を実施して良かったと思いますか?
(結婚式をしないつもりだったが結婚式をした人=155名)

(図2)結婚式を実施して良かったと思いますか?

満足の理由としては、「両親や家族、友人に喜んでもらえたこと」といった、ゲストに喜んでもらった満足度が圧倒的に高い結果となりました。

また、親族や親友などお世話になっている方々にお礼を伝えることができたという回答もありました。

「しないつもりだったけど結婚式をした人」の結婚式

このように満足度が高かった「しないつもりだったけど結婚式をした人たち」はどんな結婚式をしたのでしょうか?

招待人数について調査したところ、40名以下の少人数で行う傾向が高く見られました。全体では40?80名程度で行うことが多いので、少人数ウエディングといえます。

(図3)あなたが結婚式をあげた時の招待人数はどれくらいでしたか? (n=202 名)

(図3)あなたが結婚式をあげた時の招待人数はどれくらいでしたか?

 「しないつもりだったけど結婚式をした人たち」の結婚式が少人数である理由についてのアンケート結果を見てみると、少人数にした理由としては、「家族・親族を中心にした集まりにしたい」「より親しい人とお祝いをしたい」という回答が多く見られました。

その中でも30代女性の自由回答に、こんな回答がありました。

「それまでに沢山の結婚式に出席し、いわゆる「披露宴」は絶対にやりたくないと常々思っていました。(人前にさらされるのがはずかしくて嫌) けれど、自分たちを生み育ててくれた両親と、ともに育った兄弟には感謝の意を伝えたいと思い、招待人数を決めました。」

今注目されるユーザー層

以上のことを総合的に見ると、次のようなことがいえます。

シャイ」で派手な結婚式がはずかしい人も、感謝の気持ちである「謝意」を大切な人に伝える機会として結婚式をしたいと思っている。

こういった人たちについて、はずかしい気持ちの「シャイ」と感謝を伝える「謝意」を掛け合わせて、「シャイ婚(謝意婚)層」と名づけてみました。

セレモニーが嫌だ、再婚だから、結婚前に子供を授かったという理由で結婚式を挙げない方のうち、感謝の気持ちを伝えたいという方々は「シャイ婚層」といえます。

このターゲットが結婚式をすると仮定すると、「シャイ婚層」の市場規模は推定2700億円以上です。 
※「ナシ婚」を心残りに思っている層(ナシ婚層(年間33万人+過去分)×71.5%(心残りの割合))×114.6万円(40名以下の少人数実施者の費用総額平均)で算出

結婚式をしていないことを心残りに思っている方のうち、7割の心残りの方が少人数ウエディングを挙げた場合として算出しております。

こういったユーザーは過去数年いらっしゃいますので、これ以上の市場になるでしょう。

「シャイ婚層」の結婚式

では、「シャイ婚層」が結婚式をするとしたら、少人数のほかにどんな傾向があるでしょうか?

結婚式でどんなことにこだわったかという調査をしたところ、「料理・飲み物」がもっとも多く、ウエディングドレスなどよりも圧倒的に高いこだわりをもって行われたことがわかりました。

(図4)結婚式では、意識的にどのようなものこだわりましたか?
(結婚式をしないつもりだったが結婚式をした人=155名)

(図4)結婚式では、意識的にどのようなものこだわりましたか?

 料理にこだわった理由についてのアンケートを見てみると、ゲストに喜んでもらえる/満足してもらえる、おいしい食事を楽しんで欲しいという、ゲストへのおもてなしとしてという回答が多く見られました。また、少人数で両親や親族中心に招待していることから、目立った演出を取り入れないということで料理中心の結婚式をしているという回答もありました。

「シャイ婚層」の結婚式は、少人数で料理にこだわる

  • 派手な結婚式ははずかしいという「シャイ」な理由から、ゲストは少人数であること。
  • 結婚式では感謝の気持ち「謝意」を伝えたいという気持ちから、料理にはこだわること。

もしあなたが「シャイ婚層」で、結婚式の実施について迷われていたら、ぜひ両親や親族への感謝の機会として、あなたに合った結婚式を検討してみてはいかがでしょうか?

「シャイ婚(謝意婚)層」にオススメの結婚式

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