出産・育児
何をすればいいの?乳幼児期(0~6才)の子育て
2014/05/27 Tue
育児とは、子供の成長を手伝うこと
育児とは、生まれて間もない時から就学して社会生活を開始する6歳前後の期間に行う子育てのことを指します。この時期の子供は心身の発達が未熟で自分で身の回りのことをすることが困難です。社会の中で生きていくことが出来るよう、まずは心身の健康な発達を手助けすることが大切です。
必要なお世話をする中で子供が自分自身で身の回りのことが出来るよう、見守りながらサポートをしていきましょう。
子供の成長のために必要な3つのもの
1)愛情
子供の心身の発達に最も必要な"栄養源"は愛情です。乳幼児期は人格形成の基礎となる時期。この時に、たくさんの愛情を受け、心を満たして育つことが出来れば、自己肯定感の高い思いやりの持てる人間に育つことが出来ます。
生後間もなく、授乳や抱っこなどのスキンシップを通して、さらに、アイコンタクトや言葉がけ、子供の意志を見守る態度など、子供への愛情を示す方法はたくさんあるので、色々と試してみてくださいね。
2)健康管理
まずは栄養面。生後まもなくは母乳やミルク、生後6ヶ月頃からは離乳食が始まり、大人と同じものを食べる準備に入ります。身体が著しい成長をとげるこの乳幼児期は栄養バランスが大切です。栄養不足や肥満などには気をつけたいものですね。
次に衛生面。乳幼児期の子供は排泄や入浴など、自分の力だけで行うことができません。しかし、皮膚を清潔にすることで病気から身を守ることが必要です。生まれて間もない赤ちゃんには沐浴をさせたり、オムツを変えたりと、清潔にすることの心地よさを感じさせてあげましょう。また、身体の発達を促すために、五感を使った遊びや運動を日常に取り入れることも大切です。
このように、子供が健やかな心身の発達をとげることが出来るよう、健康管理を意識してみてくださいね。
3)安全確保
生後間もない赤ちゃんは自分の意思で思うように体を動かすことができません。したがって、窒息や転落などの危険を回避してあげることが必要となります。また、体が動かせるようになってくる生後6ヶ月頃からは家庭の中で、歩き始める1歳前後では家庭の外でも、思わぬ事故から守ってあげなければなりません。
そして、交通ルールや安全な遊び方など、徐々に自ら危険を防ぐ方法を教えてあげてくださいね。さらに、誘拐や犯罪に巻き込まれないための防犯対策、地震や火災などの災害時の対策も忘れてはいけません。地域と連携をして安全確保ができるよう、地域情報にも注目してみてください。
子供が笑顔になれば、それで良し!
ここまで育児に必要なことをお伝えしましたが、育児に正解はありません。時には子供が泣き止まずに頭を悩ませることもありますが、最後に笑顔が見られればそれで十分なのです。
10人の子供がいたら、1人として同じ子供がいないように、子供の数だけ育児の方法はあるものです。目の前にいる子供を愛情たっぷり見つめながら、今何が必要なのかを感じ、あなたなりの育児をしてみてくださいね。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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