これが作れてこそヤマトナデシコ！絶対マスターしたい魚の煮付け

常備したい！料理の腕に自信がついちゃう♡アレンジの幅が広がる万能だれ

魚の煮付け。「うわ～、作ったことない！」「自信ない！」......そんな声が聞こえてきそうですが、日本人の魂といっても過言ではない料理ですよ、魚の煮付け。きほんのき、です。しょうゆ、みりん、日本酒......日本ならではの調味料、そして、魚。この、めまいがするほどジャパニーズな組み合わせからなる甘辛ハーモニーは、他のどの料理でもそう簡単に出せるものではありません。

「......でも、特別なダシがいるんじゃ？？」
「......でも、煮るのに難しい技がいるんじゃ？？」
「......お魚さばけないけど？？？」

そんなもの一切必要ありません！
家庭料理は、誰もが簡単にできて、かつ、おいしいもの。だから、魚の煮付けだってそうそう難しいものではありません。お魚だって、今ならとっても親切なスーパーが味方！切り身で買ってきちゃいましょう。しかも今回は、とっても簡単な万能タレを使ったレシピをプロのシェフに教えていただきました。これがあれば鬼に金棒♪
大切なのは、きちんと調味料をはかり、レシピを守ること。そして、一度レシピ通りに作ってみることです。味見をしたり、食べてもらってみて、ご自分のお母さんの味や、彼のお母さんの味とちょっと違うな？と思ったら、調味料を少しずつ調整してみてください。そして、あなたの「おふくろの味」を作っていきましょう。食材によって臭み消しには何を合わせたらいいか？　付け合わせに彩りがいいものは何か？　そんなことも一緒に考えながら作ると、料理がどんどん楽しくなるはずです。

今回、シェフに教えていただいた万能タレは、その名の通り、魚でも肉でも野菜にも応用できる万能性をもっています。今回は白身の魚ですが、旬にあわせてブリや鯛など他の魚にチャレンジしてみたり、肉じゃがなども作ってみてください。きっと、煮物がこわいものじゃなくなるはずです。家庭的な料理ナンバーワン！である煮物のレパートリーが増えれば増えるほど、結婚力だってアップ！　彼も「彼女のおいしい煮物、毎日食べたい♡」と、プロポーズが近づくかもしれませんね。

材料・調味料（2人分）

作り方（調理時間：約20分）

【STEP1】

＜万能タレ＞
鍋に料理酒・みりんを入れ完全に煮切り、醤油・砂糖を入れ、ひと沸かしさせる。

【STEP2】

別の鍋に万能タレを360cc入れ、魚と生姜、ゴボウ、人参を蓋をして弱火で10分ほど煮る。ほぼ煮えたところでインゲンを加え、温める程度に煮る。

【STEP3】

魚に火が通り、タレが煮詰まりトロっとしたらお皿に魚を盛り付け、人参、ゴボウ、インゲンを飾り、煮汁をかける。魚の上に長ネギをのせて完成。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

※作り置きできる万能タレ......といっても永久保存は不可能！　作ったら、3週間くらいで使い切りましょう。残ったら密閉容器に入れ、冷蔵庫に保存。
※魚の煮付けはごはんがぐいぐい進んじゃうので、おいしい新米と一緒に召し上がれ！
※付け合わせの人参は、シェフのように花の形にすると目でも楽しめます。包丁では難しいので、クッキー型などで抜くと◎。

＜この料理を教えてくれたシェフ＞
「クレインカフェ」　大塩 貴弘　シェフ
昭和63年新横浜ホテル「桂林」、中華街「一楽」で中華料理を10年間修行し、茨城と静岡でBARの調理やバーテンダーとして12年間修行(1999年　NBAオープンカクテルコンペティション優勝）、現在は神奈川県でクレインカフェのオーナーシェフ。
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＜情報提供元＞シェフごはん

「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう！