料理・レシピ

じんわりうま味広がるスープリゾットで、彼を癒すホットクリスマス♪

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ぶきっちょだけど、手作りクリスマスがしたい♡そんなときのお助けメニュー

スープリゾット

12月は1年に一度の大イベント、クリスマスに向けたスペシャルメニューをお届けしています♪今回は第2弾。

「彼とふたりきりでクリスマス♡ 高級レストランもいいけれど、自宅に招いて手作りメニューでおもてなししたい(つまり女子力高いぜアピールしたい)けど、ローストチキンにミートローフにビーフシチュー? 無理むりムリ! あわよくば、プロポーズも期待しちゃったりしてるけど、手の込んだ料理ができない女は、ヨメ候補失格......???」なんて哀しむことはありません。

ぶきっちょさんでも、おいしくて、華やかなおもてなし料理は作れちゃいます。ただし、しっかり味見をして味を決めること、そして、盛りつけを丁寧にすることがポイント。人間の舌って案外あいまいで、体調によって塩気を好んだり、薄味を好んだりと変わってきますし、育った環境によっても好む味は変わってきます。だからこそ、まずは基本を忠実に守り、そこから自分なりのアレンジを加えるのが賢い方法。

シェフのレシピで味付けの基本を覚えたら、そこから自分なりのイメージで塩味や甘味を加える......それが料理上達の道。仕事でもスポーツでもなんでも、基本ができてこその応用。料理も同じです。今回は、寒い夜でも芯から温まることのできるスープリゾットのレシピをプロのシェフに教えていただきました。スープのレシピで基本の要領を覚えたら、ぜひ、自分なりのアレンジを加えてみてください。そこに彼はあなたの女子力を感じるかもしれません。

そして、例えコタツでいただくとしても、それなりの盛りつけをしてくださいね。気取りがないのと、手抜きは別物。見た目にも華やかな美味しいメニューを、リラックスしながら食べられる......となったら、彼からのプロポーズは目の前かもしれませんよ!

材料・調味料(2人分)

【ム一ル貝と野菜のミネストローネ風スープリゾット】
◆ス一プベースの材料
├オリ一ブオイル......大さじ1
├タマネギ......中玉1/4個 5ミリ角切り
├ベーコン......30グラム 5ミリ角切り
├ソーセージ......1本 薄くスライス
├水......180cc
├トマトソース......90cc パスタ用。またはホールトマトでも可能
├塩......0.4~0.8g 人差し指と親指でギュッとつまんだときが約0.4g
└コンソメパウダー......小さじ1
◆具の材料
├ム一ル貝......6個 解凍しておく
├塩ゆでブロッコリー......小房にして6切れ
└湯むきプチトマト......6粒 皮をむいておく
◆トッピング材料
└パルメザンチーズ......小さじ1×2(1人前小さじ1杯)
◆リゾット用材料
└ごはん......1人前一口分 米でも、少し固く炊いたごはん、冷やごはんでもOK。

作り方(調理時間:約20分)

【STEP1】

スープベースを作る。オリーブオイルにタマネギ、ベーコン、ソーセージを加えて炒め、水、トマトソース、塩、コンソメパウダーを加える。

【STEP2】

時間があれば一度火を止め、冷ましておく。うま味が出たところで、このスープベースにムール貝を入れ、火を通す。

【STEP3】

塩ゆでブロッコリー、湯むきプチトマトを加えて温め、具材とスープを盛りつける。リゾットにする時はごはんを器に入れてから、スープと具材を盛りつける。

【STEP4】

パルメザンチーズを中央にふりかけ、あればドライパセリパウダーを皿に散らして出来上がり。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

シェフからのアドバイス
コツは、時間があればスープを作ってから一度熱が取れるまで置いて、うま味を全体に行き渡らせること。食べる時に温めると、ベーコン、ソーセージのうま味と野菜の甘さのハーモニーが楽しめます。また貝が開いてハートのように見えるのもポイント。ブロッコリーとプチトマトでクリスマスカラーに仕上げましょう。メリークリスマス♪

※ムール貝は、貝についている汚れをしっかり取ることで仕上がりの味が大きく変わります。しっかり洗いましょう。また、火を通しすぎると固くなってしまうので要注意。貝がすべて開き、加減を見計らって火を止めましょう。

※ハートのムール貝が盛りつけのポイントとなるので、スープリゾットといえど、深皿ではなく、シェフが使用しているようなお皿を選ぶといいでしょう。盛りつけも、おいしさのひとつですよ。

※ごはんを入れずにスープのみで楽しんでもOK。そのときには温めたバゲットなどを添えると◎!

寒い日には身体の芯からあたたまる料理を。食材だけでない、季節に合わせたおもてなしを。
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
<この料理を教えてくれたシェフ> シェフ
「クワイエットカフェ」 嶋倉 秀一 シェフ
1998年クワイエットカフェへ入社。日経レストランメニューグランプリ、2012年大会で「ピクルスで頂く豚の角煮~和風黒オリーブソース~」が優勝、全国第一位となる。ぐるなびシェフメニューグランプリでも2010東北エリア賞「食べるラー油仕立て海の幸のスパイシーオイル煮」を受賞している。「創作&和洋中、そして調味料&食材に制限せずに新しい組み合わせと新しい味を研究しています。食材知識も含め、たくさんのお客様に喜んで頂ける商品を提供していきます。」
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<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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