結婚・結婚準備
節約にも一役買う?コース内でメニューを変更できる会場
2015/03/09 Mon
一般的にウエディングメニューはすべてコース内容が決まっています。とはいえ、できる限り、ゲストの好き嫌いやアレルギーなどの個別の変更には応じたいもの。実際、私は肉が食べられないのですが、ゲストとして参加した結婚式で、メインの肉料理が新郎新婦の配慮で魚料理に変更されていたことがありました。こういった気遣いはとってもうれしいもの。料理へのこだわり、とも言えます。今回は、こういったコース内での料理の変更について、注意点を紹介します。
基本的なコース料理の構成をふまえよう
まず念頭に置いてほしいのは、会場側も、並々ならぬ知恵と工夫と思いやりをもってウエディングメニューを決めている、ということ。結婚式の料理は、やっぱり特別なものだから、決して後悔させないものにしよう、とシェフも心血を注いでいるものなのです。ですから、まず自分たちが決めた料理のジャンルにおけるフルコースの構成をまず知っておきましょう。フレンチでなぜグラニテが必要なのか、流れを知っていれば理解できるはず。そのうえで、メニューの変更を考えましょう。
コースの流れを崩さないように気遣って
好き嫌いやアレルギー対応などで、個別にメニューを変更する場合には、あらかじめ会場と相談し、食材を変更するだけで調理内容が同じでも問題ない場合もあります。コース料理はすべてが揃って意味のあるものですから、できるだけ、使う食材や味付けはシェフにおまかせすると安心です。
また、メニューの変更を、別の観点から見ると、意外にも節約につながったりします。例えば、メニューの一部を他のコースのものと差し替えた結果、コストが下がるのです。ただし、ほとんどがこの場合、ランクを下げることにつながるので、印象に残りやすいメイン料理や前菜などでは変更しない方が無難。
会場選びのポイント
メニューの変更を受け入れてくれる会場は、新郎新婦の美味しい料理へのこだわりにとことんつきあってくれる会場、といっても過言ではありません。個人的には、度を過ぎなければ料理へのリクエストはどんどんしたほうがいいと思うので、料理にこだわりを持っている、という希望を伝え、誠意をもって対応してくれる会場を選んで間違いないでしょう。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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