出産・育児
産後夫婦のコミュニケーション、コツをおさえて愛を深めよう!
2015/03/20 Fri
産後クライシスという言葉が示す通り、産後は夫婦の第一の難関。ここ最近では出産後すぐの離婚が話題になることも多く、そのときをどう過ごすかで夫婦の一生が決まるといっても過言ではないでしょう。
今回は、産後を夫婦で乗り切り、絆が逆に深まったという先輩ママ(Nさん・32歳・子供2才)にお話を聞きました。
先輩夫婦に話を聞いたり育児マンガを読んだりして、パートナーと事前準備を
「私たち夫婦が産後クライシスに陥らなかった一番大きな理由は、産前から、パートナーが新生児育児の大変さをしっかりイメージできていたことだと思います。一緒に先輩夫婦に話を聞きにいったり、育児マンガを読んでもらったりして、すごく大変だとわかっていたので、気遣ってくれましたし、サポートもしてくれました。そのおかげで、私はひとりの時間を持てたし、週末はゆっくり眠らせてもらうことができました。そんな風に過ごせたせいか心身ともに余裕が持てたので、パートナーには本当に感謝しています。」
イライラするのは、女性ホルモンの変化のせい。そう自覚する
「あとは私自身、産後の心の変化について学んでいました。"産後はホルモンが急激に変化して、産後うつになりやすい"ということを知っているのと知らないのとじゃ、ものすごく違いますよ。私は、パートナーに対して腹立つことがあったり、自己嫌悪に陥ったりすることがあっても、念仏のように"これはホルモンのせい..."と唱えていたんですが、そうすると心が落ち着きましたから(笑)
産後の女性の心理状態については、パートナーにもぜひ話をしておくべきですね。もし知っていれば、ちょっとぶつかることがあっても、やさしい目で見てくれると思いますよ。」
妊娠中にたっぷり愛情チャージ&産後も気遣いを見せること
「あとは、パートナーに対する思いやりを意識的に見せるということでしょうか。よく"パパは名誉長男"なんて言われちゃうけど、男の人は、赤ちゃんがくると、やっぱりどこかさびしいんだと思います。うちも、『オレは一番から二番になっちゃったな~』なんて冗談っぽく言われたことがあって、ドキっとしました。だから今は、毎日はムリでも、仕事で遅くなった日とか記念日には、パートナーに意識的に声がけしたり、過剰に演出したりします。そのおかげか、うちは産前より今のほうが、むしろ関係がいいくらい。大変な時期だったけど、今じゃいい思い出です♪」
以上、先輩ママのお話でした。赤ちゃんの育児に必死でバタバタな産後の日々をしっかりシュミレーションしておくこと、そして気遣いの気持ちを見せることが大切なんだと感じますね。パートナーと愛情いっぱいの家庭を築いていくために、皆さんもどうぞ参考にしてくださいね。
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