料理・レシピ
暑さにほてった心も身体もキュンと冷やす"ガスパチョ"
2016/08/05 Fri
一晩寝かせて、よりおいしく♪ 夏にピッタリ"飲むサラダ"
みなさん、こんにちは。
夏本番!ついつい開放的になってしまう季節がやってきました。婚活中のみなさんにも、お呼ばれやイベントなど、胸をときめかせる出来事がたくさん待っているはずです。
とはいえ、心も身体も開放的になりすぎるのは御法度。特に身体は、露出しすぎると紫外線の影響を受けて、大きなダメージに。また、暑いからといってアルコールを飲み過ぎると、身体が脱水状態になってしまうので、逆効果。
「ちょっと無茶をしちゃったな」という日にオススメなのが、今回ご紹介するガスパチョ。スペインを代表する冷製スープとしても有名で、たっぷりの野菜を使っていることから「飲むサラダ」とも言われます。特においしさの決め手となるトマトは、夏野菜の王様。旬だからおいしい!というのもありますが、トマト自身がもつ栄養価が高く、リコピンなどビタミンたっぷり。夏バテ予防のためにも積極的にとりたいお野菜のひとつです。しかも!トマトには、アルコールの分解を早めるという、すばらしい働きがあるそう。近い将来、二日酔いの旦那さまにサッとガスパチョを出したりなんかすれば「さすが!デキる妻!」と惚れ直してもらえちゃうかも?
さぁ、そんな想像がふくらむガスパチョの作り方をプロのシェフに教えていただきました。最大のポイントは完熟トマトを使うこと。甘味が増してグッとおいしさが増します。また、野菜をマリネして一晩おいておくことも大切です。野菜の味がなじみ、身体に染み入るおいしさに。もちろん、美容にもいいので定番メニューにもオススメです。結婚式には、艶々ピカピカの肌になれちゃいそうですね♪
材料・調味料(4人分)
◆ガスパチョ
├トマト......220g スライスする
├無塩トマトジュース......250g
├キュウリ......50g スライスする
├アンチョビ......1本
├タマネギ......25g スライスする
├にんにく......1スライス
└赤パプリカ......100g スライスする
◆調味料
├塩......ひとつまみ
└シェリービネガー......20g
◆トッピング
├フレッシュチーズ......200g
└飾り用にディルなどのフレッシュハーブ......適量
作り方(調理時間:約15分)
【STEP1】
スライスした野菜をボウルや容器に入れ、トマトジュースを注いで軽く混ぜる。
【STEP2】
表面をラップでおおい、味がなじむよう冷蔵庫内で一晩マリネする。
【STEP3】
マリネした野菜とアンチョビを、冷やしたミキサー容器に入れて、攪拌する。味をみながら、塩とシェリービネガーで味を調える。
【STEP4】
ミキサーで攪拌した後、2~3時間冷蔵庫内においておくとよい。
【STEP5】
ざるなどで漉し、しばらく置いて白っぽさが消えて、きれいな赤色になったら器に盛り付ける。
【STEP6】
ガスパチョにフレッシュチーズをトッピングし、フレッシュハーブを添えて完成。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
おいしさの決め手はトマトの風味。甘さの増した完熟トマトで作りましょう。ミキサーにかけた直後は、白っぽい色をしていますが、しばらく静かにおいておくときれいな赤色になります。
あらかじめ、ミキサーの容器は冷蔵庫で冷やしておきましょう。
※調理時間は、ねかせる時間を除いたものです。
※トマトは完熟トマトを購入するか、青みのあるトマトはヘタを下にして、室温で追熟してから使うといいでしょう。
※味付けはほんの少しの塩とアンチョビ、ビネガーのみ。野菜のうま味をギュッと味わうイメージで!
※トッピングはなくてもOKですが、彼に出すなら、ガラスのスープ皿にして涼しげに魅せたり、ハーブを添えるとグッと雰囲気がアップします。
Florilege フロリレージュ 川手 寛康 シェフ
1978年生まれ、東京都出身。
東京都駒場学園食物科高等学校卒業後、「恵比寿Q.E.D.CLUB」入社。2000年より西麻布「オオハラ エ シイアイイー」で修業を積んだ後、西麻布「ル ブルギニオン」へ移り、スーシェフとして活躍。その間にワインにも開眼し、ソムリエ資格を取得する。
2006年、渡仏。モンペリエの「ジャルダン デ サンス」で修業した後、帰国。
白金台「カンテサンス」へ移り、スーシェフとして活躍した後、2009年6月、南青山「フロリレージュ」をオープンさせる。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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