結婚式で親族はどんな立場?
新郎・新婦どちらかの親族として結婚式に出席する場合、ゲストを迎える立場=ホスト側に立っているのだということを覚えておかなければいけません。それはつまり、式にふさわしくない服装や振る舞いをすれば新郎・新婦の顔に泥を塗ってしまうケースだって十分に起こり得るということを意味しています。
友達や同僚の結婚式に招待された時とはわけが違うのだということを念頭に置いて、しっかりとした態度で臨むことが重要です。
親族として結婚式に出席した経験はありますか?「子供の頃、親戚のお姉さんの結婚式に出たことがある」という人は多いかと思いますが、年齢や親戚構成が変化してゆくにつれて新郎・新婦の兄弟姉妹、おじ・おば、いとこ、父母、祖父母など、いろいろな立場で結婚式に出席しなければならない可能性が生じてきます。新郎・新婦とどのような間柄で結婚式に出ることになっても困ったり焦ったりしないよう、親族の服装マナーを今のうちから正しく知っておきましょう。
新郎・新婦どちらかの親族として結婚式に出席する場合、ゲストを迎える立場=ホスト側に立っているのだということを覚えておかなければいけません。それはつまり、式にふさわしくない服装や振る舞いをすれば新郎・新婦の顔に泥を塗ってしまうケースだって十分に起こり得るということを意味しています。
友達や同僚の結婚式に招待された時とはわけが違うのだということを念頭に置いて、しっかりとした態度で臨むことが重要です。
結婚式にゲストとして招かれた人たち(特に女性)には「おめでたい席に彩りを添える」「新婦の純白の衣装を引き立たせたり、美しく若々しく見せたりする」などという役割があるため、華やかな装いで会場を訪れる人が多数です。
しかし、上でご説明したように、親族はゲストを迎え、もてなす側にいます。そのため、華やかさよりもフォーマル感が大切。ゲストにきちんとした印象を与える服装を心がけましょう。
親族の中でも最も新郎・新婦に近しく、重要な立場にあるのが両親。父親は親族代表として見られるため、服装にも特に気を配る必要があります。
父母それぞれにふさわしいのは「正礼装」と呼ばれる次のような服装です。
■父親
■母親
両親に続いて新郎・新婦とのつながりが強いのが兄弟姉妹です。
結婚式に適した服装は、両親よりも少し控えめな礼装・準礼装。カジュアルな式の場合は略礼装を着る場合もあります。
■兄弟
(※新郎と見間違えることのないようにという理由により、兄弟が和装で出席するケースはあまり多くありません)
■姉妹
おじ・おば・いとことして結婚式に出席する場合、服装そのものというよりも「新郎・新婦の両親や兄弟姉妹よりも目立ってしまう装いは避ける」ということがポイント。服装の格としては準礼装や略礼装が一般的です。
■おじ・従兄弟
■おば・従姉妹
新郎・新婦との続柄によってふさわしい服装があることはわかりましたが、和装・洋装がバラバラになってしまったり、1人だけテイストの違う服装で浮いてしまう人がいたりして困ることはないのでしょうか?
そうならないためにもそれぞれの親族同士で服装に関する話をしておき、両家の親族間で服装の格や和洋に大きな差が生じていないかといった点についてすり合わせを行うことがおすすめです。「全員和装(洋装)でなければダメ!」というレベルまで厳格に統一する必要はありませんが、新郎・新婦が和装なのに親族が洋装ばかりだったりするとやはり違和感があるものです。
新郎・新婦の両親が中心となって出席する親族の服装についてヒアリングをし、新郎・新婦の服装と合わない場合や両家の間でバランスが取れない場合などは調整を行うという方法を取るとスムーズに運ぶかもしれません。
先ほども繰り返し強調しましたが、親族として結婚式に出席する場合は「自分はホスト側に立っているのだ」ということを心に留めておきましょう。
身内の式に足を運んでくれ、祝福してくれるゲストを感謝の気持ちで迎えられるよう、フォーマル感を大切にした装いに身を包んで会場へ向かうことができれば理想的です。
結婚式における親族の服装マナーをご紹介しましたが、いかがでしたか?
地域のしきたりや文化の違いもあるため、一概にすべての方の結婚式にあてはまるとは言えませんが、基本のマナーを知ることで、今後きっと訪れるであろう近しい人の結婚式へ出席する機会に向けて、少しでもお役立てください。
家族・親族のみの少人数結婚式ができる会場をエリアから探そう!都道府県や注目のエリアから検索できます。