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ずらっとならんだカトラリーに怯えるな!フレンチのマナー

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フランス料理のマナー

王道のフレンチでおもてなしするカップルも多いと思います。そんなふたりがフランス料理のマナーをマスターしていないなんてもってのほか! 新郎新婦の食事に関しては、プログラムも考慮して食べやすいような配慮がされていることがほとんどですが、ゲストと同じ内容のメニューをいただくスタイルも最近は増えているので、これを機に、今一度おさらいしておきましょう!

基本はスッとのびた姿勢で音を立てずいただくこと

何が何でもこれだけは身につけていただきたいのが、姿勢。食事のマナーとしては基本中の基本なのですが、猫背、肘を張る、大口を開ける......などはいくらドレス姿の花嫁といえど美しくありません。背筋をスッとのばし、ワキを締めて、優雅にふるまう、これが大前提です。

そして、洋食一般に言えることですが「音を立てないこと」が大切です。日本人がやりがちな、汁物をすする音などはマナー違反なので、覚えておきましょうね。

カトラリーの使い方

大人なぐるなびウエディング読者の方なら、フルコースのずらっとならんだカトラリーに恐れおののく人は少ないと思いますが、「実は正確にわかってない......」という人は意外に多いかも。まず、基本的なマナーはこちら。

カトラリーは外から使う

ナイフ&フォークはお皿を中心に、外側から「オードブル」「魚」「肉」の順に、スープスプーンやデザートフォーク、バターナイフなどはお皿の上に並べられているのが一般的。使うときは、外側からならべられた順に使うのが鉄則です。
もし、間違った順番で使ってしまって足りなくなったとしても、給仕の方にお願いすれば持ってきていただけます。堅苦しく考えないのがいちばん。

中座の時はナイフとフォークをハの字に置く

お色直しや演出の都合などで一旦手を休めたい場合には、使っていたナイフ&フォークを、ハの字に置きます。ナイフの歯は自分側に向けましょう。

食べ終わったらナイフとフォークは揃えて置く

食べ終わった場合には、ナイフ&フォークはお皿の中央斜め下に揃えて並べましょう。料理をやむなく残す場合には、できたらその旨を給仕の方に伝えるとよいですね。

ナプキンの使い方

お料理をいただくまえに膝にかけるナプキン。膝にかけるときは、ナプキンを1/3ほど内側に折って、折り目を手前にして膝に置きます。ぬぐった汚れを相手に見えないようにするためです。そしてまた、ナイフ&フォークと同じく、中座の時や食べ終わりを知らせる合図としても使います。

中座の時は、椅子の上に置く

綺麗にたたむ必要はありません。半分くらいにたたんで椅子の上に置くことで「まだ食事は続いていますよ」の合図になります。

食べ終わったときは、テーブルの上、デザート皿の右側に置く

これもたたむ必要はありません。ナプキンを綺麗にたたんでしまうとむしろ「料理がまずかった」という意味になってしまうので要注意。

フランス料理にはたくさんのテーブルマナーがありますが、それらはすべて「相手に不快感を与えない」ために生まれたもの。美味しい料理を楽しくいただくのがいちばんなので、あまり細かいことを気にして堅くなってしまうのは本末転倒ですが、高級レストランで結婚式を行う場合は、店の格に見合った、それ相応のマナーが必要だということは心しておきましょうね。

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