
ブライダルフェアとは?
ブライダルフェアとは、会場側で日取りが決められた比較的大きな見学会のことを言います。会場側がその日によってテーマを決めていることが多く、まるで本物さながらの模擬挙式を見たり、試食やテーブルコーディネイトをチェックしたり、ドレスの試着もできたりと全てにメリットがあります。
また、試食会を除いてほとんどが無料で行われているので気軽に行けるのもメリットの1つです。持ち物も特に必要なく、記録しておきたい方はカメラが必須ですが、その他は特にありません。
<模擬挙式の場合>
模擬挙式とは、新郎新婦のモデルさんによる本番さながらの挙式のことです。当日挙式でおこなわれるセレモニーの全てを一切省略せずにおこなうので、具体的にどのような流れで挙式が進められるのかを体感することができます。新郎新婦の挙式での行動や、どのくらいの時間がかかるのかなど、細かくチェックしておきましょう。退場後のセレモニーであるフラワーシャワーなどもおこなわれることも多く、挙式の最初から最後まですべてを体験できるので、自分たちの挙式をこの会場でどのようにおこなうかなど、具体的にイメージしやすくなります。
また、その会場の牧師先生の人柄や挙式で流れる音楽に触れることができるのもポイントです。模擬挙式での牧師先生のお言葉に感動して会場を決めたという方がいるほど、牧師先生の人柄は重要だと考える方も多いです。
そして、基本的には列席者席で見学することになりますので、ゲスト目線でのチェックもできます。どの席に座っても新郎新婦がきちんと見えるのか、後方の席での見え方、音響の聞こえ方・響き方など、様々な点をチェックすることができます。
<試食会の場合>
試食会の婚礼料理の内容は、主に「コース料理」と「プレート」の2種類です。ブライダルフェアを行う会場によって、表現が違うこともありますが、大体はこの2種類に分類されます。
フルコースの無料試食会では、模擬披露宴とセットになっている場合もあるため、披露宴会場の当日の様子を味わうことができます。ほぼ本番と同じようにおこなわれるので、料理の盛り付け方、1卓あたりの人数、座った時の隣の人との距離感、会場コーディネート、会場内での音の響き方など、細かくチェックしておくと今後の参考になります。
また、写真を撮ることをおススメします。様々な会場に行くと、混乱してしまうので、食べる前の食事や装花、全体の雰囲気などを細かく撮っておくと会場を決める際に便利です。同じ披露宴会場でも、ブライダルフェアの開催される曜日や時間帯によって、試食会の内容が違うこともあるので、事前にチェックしてから予約しましょう。
<ドレスの試着会の場合>
試着会はもっとも大きなメリットとして、結婚式へのテンションが上がることが挙げられます。ただ、当日は慌ただしいので事前に準備をして行きましょう。
まず、自分が着てみたいドレスのブランドが決まっている場合は、そのドレスのブランドが会場にあるのかを事前に確認することが大事です。着たいドレスのイメージがハッキリとしていなくても好みを伝えておくと安心かもしれません。また、ブライダルフェアでの試着会の場合、サイズが豊富にない場合もありますので、心配な方は事前に会場に自分に合ったサイズがあるかどうか確認しておきましょう。
当日は、基本的に脱ぎ着しやすい服や靴を選びましょう。髪型は会場によってはセットしてくれますので、気にしなくていい場合が多いです。そして、ドレスを着たときの写真は前、後ろ、横とたくさん撮っておくことも重要です。自分で見られるのは前の姿だけですが、参列者には後ろ姿も見られます。そのため、ドレスのバックデザインなどもチェックしておきましょう。もし試着会で気に入るドレスがなかったら、時間が許す限りウェディングプランナーに自分の好みをしっかり伝えて、何着でも試着しましょう。