出産・育児

スポーツ選手・芸能人・元アナウンサー...有名人の妊活事情

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あの人の妊活事情

近年よく耳にする「妊活」という言葉。芸能人が妊活を公表した流れを受けて男性向けメディアで取り上げられることも増え、以前に比べ、一般的なものになってきました。
妊活を公表した有名人の顔ぶれは、タレントにお笑い芸人、政治家、元アナウンサーと実に多彩ですが、どの方も、同じように妊活に励んでいる方へエールを送っていたり、妊娠・出産には適齢期があることを啓蒙したりと、強い意志を感じられる方ばかり。その活動の一部をご紹介します。

妊活を積極的に公表し、明るいイメージに変えた立役者、東尾理子さん

プロゴルファーの東尾理子さんは、パートナーが俳優の石田純一さん、お父様は元プロ野球選手という有名人一家の一員。そんな東尾さんが「妊娠するために病院に通います!」と公表したのは2011年。まだ、妊活に重いイメージがつきまとっていた頃です。
公表後は、「不妊」ではなく、TGP(=Trying to Get Pregnant(妊娠しようとがんばっているの意味))と造語を生み出したり、同じように悩む女性とお茶会をしたり、不妊治療の経過をブログで発信したりと幅広く活動し、今では1才の男の子のママになりました。
常に明るく前向きな様子は、妊活のイメージを変えたといっても過言ではないでしょう。なお、2014年夏には、第二子妊娠を目指して妊活を始めたことも宣言されています。

「妊活休業」という新しいトレンドを作ったお笑い芸人、大島美幸さん

2014年1月、おそらくタレント初の「"妊活休業"宣言」をしたのは、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸さん。放送作家の鈴木おさむさんとおしどり夫婦であることも知られていますが、結婚して13年目の今、妊娠を目指して、お仕事をいったんストップされています。
妊活を公表しようと思ったのは、2008年に流産を経験された際に、多くの女性が流産や妊活を人に言えず苦しんでいることを知った経験から。芸人の自分が妊活を公表することで、妊活への理解がすすめばと願ってのことだそうです。
「不妊治療のために会社を辞めた」とか「不妊治療で遅刻したり休んだりすると上司からイヤな顔をされる」という話も、悲しいけれどよく耳にすること。大島さんの公表をきっかけに、理解と思いやりの輪が広がることを願わずにはいられません。

2度の流産を越え、出産へ。トラブルを抱える人を勇気づけた山本モナさん

元アナウンサーの山本(中西)モナさんは34歳で結婚、妊活に取り組み始めました。ご自身のブログで、不妊治療の経験や多嚢胞性卵巣という排卵障害について、また二度にわたる稽留流産を乗り越えたことなどを公表してきました。今では2人のお子さんのお母さんとして、育児や女性の働き方などについて、執筆や講演会活動をされています。
晩婚・晩産の時代と言われる昨今、子宮や卵巣のトラブルを抱える女性は数多くいます。排卵障害や流産の悲しみを乗り越えて、お母さんとなったモナさんも、多くの女性を勇気づけたことでしょう。

以上、妊活を公表した有名人の方について説明してきましたが、いかがでしたか?
これらの方の活動を調べていく中では、「プライベートまで商売のネタにしている」といった批判的な意見を目にすることもありました。
しかし、どの方も「同じように悩んでいる女性の力になろう」と、辛い現実を公表してまで、社会の意識を変えようと前向きに取り組んでこられた、真摯な気持ちを感じます。
これから妊活をしようと考えている方は、ぜひ彼女たちの活動に注目してみてくださいね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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