
マタニティウェディングにおすすめのドレス
妊娠中は、赤ちゃんの成長とともにママの体型も変化しますが、ドレス選びのちょっとしたコツを押さえておけば大丈夫。
全体的にふんわりして曲線の多いデザインのドレスは優しくやわらかな印象ですが、少しボディラインがもたついて見えてしまうことも。襟や袖のついたドレスなら腕や首が細く見え、スタイルにメリハリが生まれます。
足元に向かって広がるAラインのドレスや、バストの下で切り替えがあるエンパイアラインのドレスもおすすめ。レース素材のものを羽織ったり、チュール素材と二重になっているドレスをチョイスしたりするのも防寒やお腹カバーに役立ちます。いずれもサイズ調整可能なものを選び、挙式からなるべく近い日取りに再試着してみましょう。
< ドレス選びの注意点 >
ドレス選びの時に気を付けた方がよい点としては、締め付けの強いもの、体を冷やすデザインのもの、丈の長すぎるものなどはNGということ。これはブライダルインナーにも共通して言えることです。見た目にばかりこだわって体に負担をかけてしまうような事態は避けなければいけません。また、妊娠中は匂いや肌ざわりにも過敏になりやすいため、ヘッドドレスやブーケに使う生花、ドレス・インナー・靴・アクセサリーの素材などにも注意しておくとよいですね。

マタニティウェディングの会場選び
妊娠中の新婦は挙式に適した期間が限られていて、準備の時間も十分には取れません。“お急ぎ婚”と言われる通り、あらゆる面で慌ただしく時間がないのが実情なのです。
そこで、マタニティウェディングの会場を選ぶ際には短期間で準備ができ、全面的にサポートしてくれるところを探してみましょう。マタニティウェディング専用のプランがある式場であれば心強いですね。
< マタニティウェディングのチェックポイント >
立地や会場内の設備などもとチェックしておくべきポイント。駐車場や駅からの移動が大変でないか、会場内に階段が多かったり、万が一新婦が体調を崩してしまった時の救護室はあるかなど、入念に確認を行いましょう。
また、本来であれば自分たちで手作りすることもできるウェルカムボードやペーパーアクセサリーなどについては、業者や会場側にお願いしてしまうのが吉。万全の体調で当日を迎えることに専念しましょう。

ママと赤ちゃんに負担がかからない時期
マタニティウェディング経験者の多くは妊娠5ヶ月目~7ヶ月目に挙式を行っています。この期間(16週~28週前後)というのは安定期にあたるため、比較的体への負担が少ない傾向にあります。5ヶ月より前だとつわりに悩まされる人が多く、7ヶ月以降は出産が近くなって来て母体にも赤ちゃんにもリスクが伴うことがあります。
そのため、4ヶ月目までは新郎主導で情報収集を進めておき、5ヶ月目に入ったらおふたりで詳細を詰めて安定期のうちに挙式を済ませてしまうというのが理想と言えるでしょう。

妊娠中でも無理なくできる「フォトウェディング」
妊娠中だし大がかりな結婚式は難しいけれど、何か形に残るものがほしい…そんな思いがあるのなら、フォトウェディングという選択をしてみるのもひとつの方法です。
ドレスが着たいという新婦の夢を叶えることができ、赤ちゃんがお腹にいる限られた期間の大切な記録にもなります。
通常のフォトウェディングと変わらない感じで撮ってほしい、お腹をクローズアップして写してほしいなどと伝えれば、おふたりの希望に沿ったフォトを残すお手伝いをしてくれるでしょう。
もしも撮影中に気分が悪くなってしまった場合には遠慮せず申し出て、横にならせてもらう・休憩を入れてもらうなどの対策を取っても問題はありません。