結納

結納金なしで結納を行う場合

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結納金なしの結納

婚約の証として結納を行うからには、結納金を贈られた側は結納返しをするものと考えがち。でも、結納の代わりに「顔合わせ食事会」で済ませるケースが主流となりつつある現在では、たとえ結納を行なうカップルでも、結納金なし、というケースが増えています。実際、結納金なしの結納を行う場合、どのように進めたらよいでしょうか。

「結納金」としてでなく新生活資金に充てる

結納金の相場は100万円ともいわれます。けじめとして行う結納のために、そこまで高額な費用を用意する必要があるかどうか、考えるのは自然かもしれません。ただし、親としてはかわいいお嫁さんを迎えるために必要なもの、と考える場合が多いので、両家の両親とも相談の上、親から親へと渡すのではなく、直接結婚費用、または新生活資金として受け取る方法をとるカップルもいます。

両親の負担を減らしたい

地域によっては、結納に対して「両家の結びつき」という考えが根強く残っているところもあります。でも、高額な結納金、用意をするのも大変な負担。親世代が定年を迎えているアラフォーカップルなどは特に親への負担を減らしたいと考えるでしょう。慣習や体面上、結納自体は行うけれど、親の負担を最小限にするため、「結納金なし」の選択をするのは何もおかしなことではありません。

合理的に考えるなら、結婚準備金に充てる

結納金や結納返しが結果、結婚準備資金として充てられるのなら、そもそも「結婚準備金」としてふたりがいただくのがベストなのでは?と考えるカップルもいるでしょう。

結納飾りは並べなくてもいい

さまざまな理由で「結納金なし」を選んだ場合、当日は結納飾りの中に結納金がなくてもかまいません。他は通常の結納と同じように進めましょう。結納飾り自体は意味のあるものですから、どうか大切に扱って、ふたりの結婚への絆を深めるものとしてくださいね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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