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世代で違う?英国王室の結婚式事情3「ウイリアム王子とキャサリン妃」編

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ウイリアム王子とキャサリン妃の結婚式

キャサリン妃のウエディングドレス事情

キャサリン妃のウエディングドレスは、「英国の伝統と新しさを兼ね備えたドレス」と、キャサリン妃自らのリクエストにより完成しました。アイボリーホワイトのドレスにイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドそれぞれの地域を象徴する花を一つ一つ手作業で付けたレースが印象的でした。
キャサリン妃らしさを最大限に演出したドレスで、深めのVネックには一切アクセサリーを付けないというこだわりもありました。

また、ブーケで使用した花は、スウィートウィリアムやマートル、ヒヤシンス、スズランなどで、一つ一つの花言葉を考慮しながらキャサリン妃がすべての花を選んだとそうです。なかでも、スズランは「繰り返される幸福」という花言葉を持っており、ロイヤルウエディングにもたびたび登場するほどです。

ウエディングドレスだけでなく、ブーケを持つことでより一層清楚な魅力を惹き出せ、洗練された印象を受けることができるのです。

1ヶ月以上かけてやっと完成したウエディングケーキ

ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングの見どころは満載でしたが、ウエディングブレックファストに注目していた人も多いでしょう。
エリザベス女王が主催した昼食会のメニューを一部紹介しましょう。

◆スターター

・ヤギのチーズルラード
・キャラメライズしたクルミ添え
・アスパラガスと半熟卵のオランデーズのソース添え
・ウズラ卵とセロリのソルト添え

◆メイン

・粒マスタードとハニーグレーズのシポラタソーセージ
・野菜とマッシュポテトの炒め物
・ラム肉のコンフィ添え
・スモークハドックのフィッシュケーキ
・豆のワカモレ添え

◆デザート

・ガトーオペラ・ラズベリーのフィナンシェ
・ホワイトチョコレートのガナッシュトリュフ

まだまだたくさんの豪華料理が用意されていましたが、ウエディングブレックファストといえば、やはり最後に用意されているウエディングケーキです。

この日のために用意したケーキは、なんと5週間前から製作し、菓子職人のフィオナ・ケアンズ氏とスタッフとで、土台やある程度のところまでを作り上げ、式がおこなわれる2日前にウエディングケーキをバッキンガム宮殿まで運び、2日間で最後の仕上げをしたといわれています。

ウエディングケーキは、17個のケーキが8段重ねとなるもので、シュガーペーストを使用して製作された900個もの花が、より一層ウエディングケーキを華やかにしていました。

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