出産・育児

【赤ちゃんの育児】乳幼児健診とよくある症状について

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乳幼児健診

子供って、さっきまで元気だと思ったらあっという間に症状が悪くなって、大慌て・・・なんてことがよくあります。今回は、そんな赤ちゃんの健康管理について、大事な定期健康診断の知識と気になる症状についてご紹介します。

乳幼児健診(乳幼児健康診査)って何?

乳幼児健康診査(にゅうようじけんこうしんさ)は、市町村が乳幼児へ実施する健康診査です。主な目的は、赤ちゃんの成長・発育状況はどうか?や隠れた大きな病気はないか?などを確認・検査し、安全で安心な育児を実現することです。

特に、隠れた大きな病気の発見には、親が日頃から気になっていることや気づいたことを小児科医や保健師にしっかり情報提供できるかが肝心です。日頃からメモに記録しておくなど配慮して、検査日に漏れなくお伝えしましょう。

また、乳幼児健康診査の種類は、行政で義務付けられている健診と任意の健診がありますので、お住まいの市町村に確認しましょう。

気になる子供の症状

熱っぽい症状

平熱より1度以上高い場合で、他の症状(呼吸がいつもと違う、顔が青白くなってぐったりしているなど)があれば、医師に診察をしてもらいましょう。
機嫌がよくて、食欲もあり寝ているようなら、そこまで心配ないかもしれませんが、汗のケア(着替えなど)と水分補給をこまめに行うとよいでしょう。

発疹(ほっしん)

発疹がでたら、着替えをこまめに行い、お肌を清潔に保つように心がけましょう。オムツかぶれや軽いあせもの症状であれば、しばらく様子を見て大丈夫です。
ただし、熱などの発疹以外の症状もでているなどひどい場合は、医師に相談を。人に感染る感染症の可能性もあるので、病院に行く際は、事前に医師にその点も相談しましょう。

下痢(げり)

お腹をくだしているようでも、機嫌がよければ、あまり心配はありません。対処としては、脱水症状に注意し、水分補給を十分に行うことと、おしりがかぶれやすくなるので、オムツ交換をこまめにしてあげましょう。

ただし、下記のような症状があれば、医師に診察してもらいましょう。

  • 水のような便が増える
  • 尿の量が減っている
  • くちびるがかわいている
  • 熱がでてぐったりしている

嘔吐(おうと)・吐き気の症状

嘔吐が、軽い場合は、頭を少し高く、顔を横向きに寝かせて安静にさせると良いです。また、水分補給も十分におこなう事が大事です。下記の症状がでている場合は、病院で診察をうけましょう。

  • 熱や下痢などほかの症状がでている場合
  • 吐いたものに血が混じっている場合
  • 頭をぶつけるなど頭に衝撃をうけた場合

まとめ

いかがでしたか?乳幼児健康診査では、小児科医や保健師に色々教えてもらえる絶好の機会なので、是非、有効活用してください。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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