結婚・結婚準備

結婚&披露宴の成功のカギを握るウエディングスタッフとは?

0View

ウエディングスタッフ

結婚&披露宴の成功のカギを握るのは、"ウエディングスタッフ"なしでは語れません。スタッフは、主役のふたりの手足となって、それぞれの持ち場で的確にサポートしてくれます。また、招待するゲストの選び方や席次によっても、披露宴の雰囲気は大きく違ってきます。

そこで、今回は「結婚式&披露宴をめぐるひとびと」をテーマにウエディングスタッフや招待客の選び方など、最新動向を踏まえたさまざまな常識&非常識について、ブライダル業界のベテランプランナーにアドバイスしてもらいました。

ウエディングスタッフへの依頼1(介添え・ブライズメイズ&アッシャー、フラワーガール&リングボーイ)

●常識

会場の関係で介添人がつかない場合は、新婦側の姉妹もしくは親しい友人1?2名にお願いしましょう。欧米スタイルの挙式では、新婦の世話をする「メイドオブオーナー」は姉妹や一番の親友に、新郎の世話をする「ベストマン」は兄弟、叔父、親友などに依頼します。また、新婦を引き立てる「ブライズメイド」は新婦の姉妹・友人に、新郎を引き立てる「アッシャー」は新郎の兄弟・友人に依頼を。

「フラワーガール」を依頼する場合は4~8歳位の近親者の女の子が、「リングボーイ(リングベアラー)」は、4~8歳くらいまでの近親者の男の子が妥当です。もし相応の年齢の子供がいない場合は、友人の子供に依頼してもOK。

×非常識

04_photo_01介添人を依頼した相手が近しい間柄だからと任せきりにするのは禁物。必ず事前に細かな打ち合わせを。ブライズメイド&アッシャーをお願いする場合、数がばらばらでは不釣合い。必ず双方の人数を揃えましょう。

メイドオブオーナーやブライズメイドのドレスやブーケは、決して花嫁のものより華美なものにせず、統一すること。また、ベストマンやアッシャーの衣装は新郎に揃えないとちぐはぐな印象に。ブートニアもメイドオブオーナー&ブライズメイドのブーケに統一するのが原則。

フラワーガールやリングボーイをお願いする場合、妥当な年齢の子供がいないからといって、あまり小さな子供に依頼すると、ちゃんと役目を果たさずに泣き出したりする可能性があるので要注意。

ウエディングスタッフへの依頼2(受付係・会計係)

●常識

04_photo_02会場の入口で招待客に芳名帳への署名をお願いし、ご祝儀を受け取って会計係に渡す「受付係」は、新郎新婦側から各1?2名ずつに依頼しましょう。

ご祝儀の確認から挙式&披露宴の清算、車代まで挙式当日のマネー管理全般をお任せする「会計係」は、両親や兄弟姉妹、親戚など、両家からそれぞれ1名ずつに依頼を。

×非常識

受付係は挙式&披露宴の最初の顔。敬語など言葉遣いがきちんと身についている人を選ばないと、大切な招待客に不快な思いをさせてしまうことも。人選にはくれぐれも配慮しましょう。

会計係は金銭授受に関することなので責任重大。事前にご祝儀の管理をする役割と、清算する人などにしっかり分担を分けておかないと、後で計算が合わなかったりするなど金銭トラブルの元になるので要注意。

ウエディングスタッフへの依頼3(司会・写真撮影・ビデオ撮影)

●常識

04_photo_03司会者は披露宴の雰囲気を司る重要なポスト。プロに依頼すれば安心ですが、司会経験のある知人や話芸に秀でた友人に依頼する手も。

写真やビデオ撮影は、ブライダルフォト専門のプロに依頼するのがおすすめ。希望のシーンや、必ず押えてほしいショットなどがあれば、事前に細かな打ち合わせを。もし写真やビデオ好きの友人に頼む場合は、相応の礼金を渡すのが礼儀。

×非常識

司会をプロに依頼するからと任せきりにすると、司会者のイメージでふたりの意にそぐわない進行になることも。どんな披露宴にしたいのか、司会者と事前に必ず細かく打ち合わせを。また、プロといってもさまざまなので、依頼する際は男性か女性の希望と、どんな雰囲気のパーティにしたいかを伝えて人選してもらいましょう。

写真やビデオ撮影は、もし親族や友人に全面依頼してしまうと相手は披露宴中も落ち着いて食事ができず、負担をかけてしまいます。また、大事なシーンの撮影を失敗されても責任は問えません。
もし頼むなら、メインの撮影はプロに依頼し、気軽なスナップ程度の撮影を依頼するにとどめて。

ウエディングスタッフへの依頼4(スピーチ・余興・二次会幹事)

●常識

上司など目上の人にスピーチを依頼する場合は、まず結婚報告をする際に「もしできましたら、披露宴でのスピーチをお願いいたしたいと思っているのですが、お引き受けいただけますでしょうか?」と打診し、招待状を渡す際に正式に依頼するのがマナー。

親しい友人などにスピーチや余興の依頼をする場合は、電話やメールでもOK。
二次会幹事は新郎新婦の友人などから各1名ずつに依頼を。その際、新郎新婦の希望があれば事前によく伝えておきましょう。

×非常識

準備や心積もりが必要となるスピーチや余興を、式直前に依頼するのは失礼。依頼をする際は必ず余裕を持って。また、親しい友人だからといって、招待状にメモで依頼だけというのも禁物。必ず電話やメールで了解を得ましょう。

ニ次会幹事は、会場選び&手配から招待状の発送、会場との打ち合わせなどニ次会をトータルプロデュースする役割なので、引っ込み思案な人ではなく、コミュニケーション能力が高く、ふたりの意向を汲んで責任を持って引き受けてくれる人を選出すべき。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

閉じる