結婚・結婚準備

ブーケを使った結婚式の演出~ブーケトス

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ブーケトス

しあわせのおすそわけのつもりが賛否両論?最近、そんな微妙な演出になってしまったのがブーケトス&ブーケプルズ。

でも、実はとっても楽しいイベントなんです。その魅力をご紹介します!

ブーケトスって?

ブーケトスとは、挙式が終わり、フラワーシャワーの祝福後や、披露宴の演出のひとつとして行われるもの。

花嫁が後ろ向きになって、未婚女性のゲストに向かって、背中越しにブーケを投げ、ブーケをキャッチした女性は、次の花嫁になれると言われています。

つまり、しあわせのバトンタッチ。古くは、欧米で、しあわせな花嫁にあやかろうと、参列者が花嫁のウエディングドレスをひっぱったり、ブーケの花や小物を取ったり、花嫁に群がったので、予防策として、ブーケを投げるようになったことが始まりといわれています。

本来は、花嫁が持っているブーケを投げるものですが、今は軽くて持ち帰りに都合がよいようにアレンジされたトス用ブーケを投げるのが一般的です。

どうして賛否両論?

少し前までは、盛り上がる演出として人気を集めていましたが、最近は賛否両論。それは晩婚化の影響なのかもしれません

。新郎新婦の年齢が高い場合、ゲストの独身者も少なくなり、そんななかで「独身の○○さん、○○さん、○○さん......、前へ~!」なんて言われても

「ゲスト全員に独身だと知られてしまうのが恥ずかしい」「なりたくて独身なわけじゃない」「売れ残りと思われたくない」「若い女性に遠慮されながら勝ち誇られるのが苦痛でならない」「結婚するつもりなんてないから興味がない」「離婚したことが公になる!」

と、さまざまな切ない思いが交差するだけ。そうなってしまっては、楽しめる演出にはなりそうもありませんね。結婚式の演出は、イヤな想いをする人をつくってはなりません。もし、ブーケトスをしたい場合は、「若いし、独身ばかりだし、ノリもいいから、みんなが楽しんでくれそう!」な場合以外は、こんな方向で考え直してみては。

  • あらかじめ楽しんでくれる人だけがに前もって声をかけ、別の演出としてアレンジする
  • 子どもや既婚者も女性だったらみんなOK!しあわせのおすそわけ!というスタイルにする
  • 独身者の名前を呼ぶのではなく、席札に印をつけ、「席札に印がついている方は前へ~」というスタイルにする
  • やらない

どちらにしても、みんなが楽しめるように気を配ればきっと盛り上がるはずです!

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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