結婚・結婚準備

結婚式の余興マニュアル

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フォーマルな雰囲気の披露宴の中で、出席者が最もくつろげるひとときといえば、余興タイムです。友人による温かいお祝いの気持ち、プロによる趣向を凝らしたアイデアが満載の楽しい余興で、一味違う披露宴を演出し、会場を盛り上げてみませんか。

余興の計画を立てよう

披露宴の中で、楽しいひとときを演出するのが「余興」。でも、ふたりらしさを発揮して、ゲストが楽しめるアイデアを考えるのは、なかなか大変なものです。

余興の詳細を考えるのが難しい場合、友人やプロの力を借りれば、想像以上にステキな余興タイムを過ごせることは、少なくありません。依頼するのがあまりに直前だと、準備不足で出演者に迷惑をかけたり、プロの場合、料金にも響いてしまうことも。

余興を依頼する場合、少なくとも、結婚式の2~3ヶ月前には打診することが大事。当日のタイムテーブルや、ゲストの年齢層と顔ぶれなどを考えながら、全体計画や役の割り振りを決めましょう。

余興のマナー

余興のマナー

余興を行うときは、新郎新婦の好みはもちろん、ゲストが楽しめることが大事。企画するときは、持ち時間や設備等を事前に確認しておくことがマナーでしょう。

また、披露宴はあくまでフォーマルな席だということを忘れずに。下品にならない内容でまとめることも大切。

アドバイス

1.見る人が集中できる時間を考え、一人あたりの持ち時間は5分以内に。
2.披露宴の前に音響や司会者、会場スタッフとリハーサルを。マイクの本数、位置、照明、音響のタイミングなどを確認。
3.内容によって着替えがある時などは、どのタイミング、どの場所で着替えをしたらよいか確認しましょう。
4.プロジェクター、スクリーンなど、会場で準備してもらいたいものは、事前に依頼。
5.BGMが必要な場合、はどのような形式で用意したらよいのか会場に確認が必要。
6.余興のネタがかぶらないよう、すでに新郎新婦側で依頼したい内容が決まっているときは、他の余興のことを伝える。

アイデアのヒント

ゲスト全員に喜ばれる余興とは、やはり、しっかりと打ち合わせや練習をしているものでしょう。一生懸命な姿が、新郎新婦やゲストの感動を呼ぶのです。

一般的なものとしては、歌や楽器演奏、ハンドベル演奏など、普段なかなか聴けない楽器で、たくさんの人が関われる出し物もおすすめ。また、サプライズビデオレターや思い出の写真紹介ほか、映像系の余興も増えています。

しかし当日パソコンが上手く立ち上がらなかったり、プロジェクターとの連結が悪く映らなかったりと、時間がかかり過ぎてその後のプログラムに影響する場合もあるので、きちんとリハーサルをするなど、注意が必要です。

誰に頼む?

ゲストの中には、キャラクターがあって何かを人前で披露したいという人をはじめ、歌や楽器演奏のうまい人、実は落語やマジックができる人など、特技のある人が必ずいるもの。決して無理じいせず、積極的に余興を行える人にお願いしたいもの。

また最近の傾向として、余興やスピーチをゲストにばかり依頼するのではなく、出席者にはできるだけリラックスしてもらえるよう、新郎新婦がクイズやサプライズイベントを用意し、出席者全員で楽しむ趣旨の出し物も多くなっています。

プロに頼むとき

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友人に頼むときのポイント

1.無理に役割りを押付けるのではなく、「ぜひ、余興を披露したい!」と思っている人にお願いする。
2.「スピーチなら3分くらい。余興なら5分以内で」と、時間をはっきり告げることが大切。
3.場合によっては「上司や親戚が大勢来るので、あまり露出度のある余興は・・・」と、さりげなく伝えておくことも必要。
4.気軽なスピーチの場合、急にマイクを向けられてもしっかり対応してくれそうな人、酔って爆弾発言をしない人など、事前に人を選ぶ。

司会者との打ち合わせ

余興を成功させる秘訣のひとつはタイミング。披露宴を進行する司会者との打ち合わせは重要です。プログラムのどんなタイミングで誰が登場するのかなど、きちんと連絡をするようにしましょう。また、下品にならないよう万が一の場合の対策も一緒に考えておくといいでしょう。

司会者との打ち合わせのポイント

1. 司会者にあらかじめ余興出演の人数や名前を伝えておく。
2. 前後の進行をスムーズに行うためにも、どのタイミングで登場し、どこから入場して、最後はどんな風に終わるのかといった段取りを、あらかじめ伝えておく。
3. マイクの本数や照明、BGMの要望についても確認する。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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