出産・育児

子育てにはつきもの?ママたちの肩こり、腰痛対策

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ママたちの肩こり、腰痛対策

ママの職業病?避けて通れない肩こり・腰痛

妊娠・出産を経て大きく変わるママのからだ。妊娠中はお腹の中で赤ちゃんが大きくなり、重くなったからだを支えるために腰が反りやすくなりますし、出産はその赤ちゃんが外に出てくるのですから、ママのからだへの負担は避けられません。

子育てがスタートすると、首も据わっていない状態の赤ちゃんを抱っこして授乳や沐浴を毎日休みなく行います。常に前かがみの体勢で3キロ前後ある赤ちゃんを抱っこすることはかなりの重労働です。しかも初めての子育てで精神的にも緊張しっぱなしですから、いっそうからだはこわばってしまいがちです。

少し赤ちゃんが大きくなると首は据わって楽になりますが、一方でどんどん体重も増えていき、抱っこ紐を着用すると肩や腰に重みが食い込んできます。これで肩こりや腰痛に悩まされないわけがありません。

ここでは、ママの「持病」とも言える肩こりや腰痛対策についてお話します。

固まった筋肉はとにかくほぐして!1日5分でもストレッチを

産後間もない時期は休む間もなく赤ちゃんのお世話に明け暮れます。やっと赤ちゃんが寝ついてくれたとき、私も一緒に寝よう!と横になりたいところですが、その前に5分だけでもストレッチをしてみてください。

腰をひねってみたり、肩を回してみたり、さらに盲点なのは手や腕。赤ちゃんの頭を支える手は腱鞘炎を起こすほど疲れているはずなので、軽くストレッチやマッサージをしてあげましょう。また、肩甲骨周りは血行を促進することで母乳の出もよくなりますので、疲れがたまる前にほぐすことを習慣にするのをオススメします。

また、産後1ヶ月を過ぎて湯船での入浴がOKになったら、可能な限り湯船につかって疲れを取ることも大事です。

たまにはプロの手を借りよう!

自力でストレッチやマッサージをしても、それ以上に溜まって行く日々の疲れ。からだが疲れていると精神的にも参ってきてしまいますね。

そんな時はやはりプロの手を借りるのが一番。今はベビーベッドやベビーチェア、託児ルームを用意している整体院や「産後の骨盤矯正」と銘打った施術なども増えています。できることならパパに子守をお願いして、リフレッシュも兼ねて外出するのが理想的ですが、難しければ最近は子連れで通えるお店もありますので近くのお店を探してみましょう。疲れがたまりすぎないうちに利用してみることをオススメします。

また、妊娠中から受けられるマッサージなどを売りにしている産院も近頃は多く見られます。産院で産後のサービスとして受けられるアロマトリートメントを楽しみにしているというママもいるようです。産院を選ぶうえでの必須条件とまでは言いませんが、もし産院で施術を受けられるのであれば積極的に利用すると良いでしょう。

まとめ

妊娠中からずっと腰痛に悩まされ、産後2年以上経った今も慢性的な肩や首の凝り、時には頭痛まで併発するという先輩ママの体験談を紹介します。

「赤ちゃんのお世話をしている限り、治らないのかもな・・・と落ち込んでいましたが、一度マッサージをしてくれたセラピストの方によると、忙しいママはゆっくり呼吸をすることを忘れがちなので、動作と動作の間にひと呼吸つくことを忘れないで、とアドバイスされました。確かにたった5分のストレッチも何となくするのと、深く呼吸をしながらでは全然効き目が違います。」

これから長く続く子育て、慌しくて息が上がってしまうことも多々ありますが、時折ゆったりと深呼吸をするのを忘れずに、気長に臨んでいきたいですね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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