顔合わせ

結婚式の前に、両家で結納顔合わせが必要な本当の理由

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結納顔合わせ

結納顔合わせを「できれば行いたくない」と考えるカップルもいると思います。もちろん、それ自体を否定するつもりはありませんが、どちらかを選ぶのなら、行うほうを選んでほしいな、と思うのです。

なぜなら、「婚約のけじめ」という表向きの理由だけでなく、その後にも影響する大切な理由があるから。これを知ると、「やっておいて損はないかな」と思えるようになるはずです。

食事を共にすることで得られる「絆」とは

結納や顔合わせ食事会には、「会食」がつきもの。実はこれがかなり!重要な意味をもっているんです。

「食を共にすること」については、さまざまな側面から調査や研究が行われていますが、「食べる」ということは、本能からくる行動、そして生活の一部であり、それを共有することで、心理的に心の距離を近づけ、相手との関係性が深まる、と考えられています。

また、食事をするだけで、お互いのことがたくさんわかってしまうんです。

食の嗜好がわかる

結婚生活において、とってもとっても大切なのが、「食の相性」。実はこれ、結婚してから発覚することが多々あるんです。

そこで「なにィ!」とイラッとするのではなく、素直に受け入れるために、ご両親の食の好みを知っておくのが大切なポイントなのです。ご両親の食の好みがわかれば、お相手の食の好みにも納得がいくはず。

例えば、濃い味付けが好きな彼のご両親はやはり濃い味付けを好んでいた、甘い玉子焼きを作る彼女のお母様も甘い玉子焼きを作る方だった......など、「なるほど」と思える発見がたくさんあるはずです。

これを経て、ふたりの価値観をよりひとつにすることができたら、結婚生活は順風満帆!

育ち、性格、生活習慣がわかる

残念ながら、話し方や立ち居振る舞いは取り繕うことができても、食べ方に関してはなかなかネコをかぶれないのが真実。

特に、育ちが出てしまうのが、箸づかい。食事に関するマナーは、子どもの頃のしつけのたまものですから、ご両親がどんなふうにふたりを育ててきたかがまるわかり、というわけです。

骨のついた魚料理など、メニューによっては、おおざっぱなのか、細かいのかといった性格もわかってしまうんです。緊張しちゃいますね。

打ち解けられる

そして、何より食事を共にすると、コミュニケーションが深まります。食事の時の会話は、食事の質を高め、満足感を与えてくれます。

結婚式に対する希望や、ふたりの結婚生活に望むことなど、会話のきっかけをたくさん用意しておけば、きっと帰る頃には心の距離も近づいているはず!

飲み過ぎキケン
結納顔合わせは、羽目を外す場ではないので、節度ある飲酒を心がけましょう!うれしくてたくさん飲んでしまいがちなご両親のお目付役としても、ふたりが飲み過ぎないことがいちばんです。

自分の意見を言いやすくなる

実は、結納顔合わせで食事を共にしておき、ある程度腹を割ってお話が出きる関係を築いておくと、のちのち結婚準備や結婚生活になってからものが言いやすくなったり、傾向と対策を立てられる、という利点もあります。

もちろん、目上の方に対するマナーを守るのは当たり前なのですが、ご両親に遠慮して何もものが言えない、言われるがままに振り回される......といった「NOと言えない花嫁」になるのを防止することもできるのです。

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