結納
結納金なしで結納を行う場合
2015/02/10 Tue
婚約の証として結納を行うからには、結納金を贈られた側は結納返しをするものと考えがち。でも、結納の代わりに「顔合わせ食事会」で済ませるケースが主流となりつつある現在では、たとえ結納を行なうカップルでも、結納金なし、というケースが増えています。実際、結納金なしの結納を行う場合、どのように進めたらよいでしょうか。
「結納金」としてでなく新生活資金に充てる
結納金の相場は100万円ともいわれます。けじめとして行う結納のために、そこまで高額な費用を用意する必要があるかどうか、考えるのは自然かもしれません。ただし、親としてはかわいいお嫁さんを迎えるために必要なもの、と考える場合が多いので、両家の両親とも相談の上、親から親へと渡すのではなく、直接結婚費用、または新生活資金として受け取る方法をとるカップルもいます。
両親の負担を減らしたい
地域によっては、結納に対して「両家の結びつき」という考えが根強く残っているところもあります。でも、高額な結納金、用意をするのも大変な負担。親世代が定年を迎えているアラフォーカップルなどは特に親への負担を減らしたいと考えるでしょう。慣習や体面上、結納自体は行うけれど、親の負担を最小限にするため、「結納金なし」の選択をするのは何もおかしなことではありません。
合理的に考えるなら、結婚準備金に充てる
結納金や結納返しが結果、結婚準備資金として充てられるのなら、そもそも「結婚準備金」としてふたりがいただくのがベストなのでは?と考えるカップルもいるでしょう。
結納飾りは並べなくてもいい
さまざまな理由で「結納金なし」を選んだ場合、当日は結納飾りの中に結納金がなくてもかまいません。他は通常の結納と同じように進めましょう。結納飾り自体は意味のあるものですから、どうか大切に扱って、ふたりの結婚への絆を深めるものとしてくださいね。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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