結納

略式結納を新婦の家で行う場合、揃えておく必要があるもの

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結納に必要なもの

略式結納を行うことが決まったら、当日に向けて準備を進めます。とはいえ、経験のないことですから、両家の話し合いだけでは決めきれないこともいっぱい。

特に新婦の自宅で行う場合は、誰かにお任せすることもできないので、悩んでしまうことも多いでしょう(えぇ、私もそうでした)。

そこで、当日までに女性側で整えておくべきことをまとめました!ぜひ参考にしてくださいね。

新婦宅で略式結納を行う場合、必要なものをピックアップ!

まず、具体的な流れを知って、そこから必要なものを挙げてみましょう。

<当日の流れ>
男性側が、女性宅へ到着→控えの間に案内(なければ結納を行う部屋へ直接案内)→桜湯で一息→結納を行う部屋へ移動→男性側が結納品のセッティング→結納式の開始→祝膳を囲む

こんな流れで結納を行う場合、必要なものは、まとめると以下のようになります。

  • 記念品(同時交換の場合)
  • 結納返し(同時交換の場合。結納金のお返しも含みます)
  • 受書(同時交換の場合)
  • 家族書・親族書
  • 祝儀扇子(房付きの金銀扇子)
  • 掛軸
  • 広蓋・切手盆、袱紗
  • 毛せん(男性側で用意しない場合)
  • 風呂敷
  • 祝膳(自宅で会食を行う場合)
  • 桜湯
  • 引き出物(男性側へ、お帰りの際にお渡しする)
  • 仲人へのご祝儀(いる場合)
  • 服装(振袖、かしこまらなければスーツかワンピース)

また、男性側をお迎えするときには、以下の点を気をつけるようにしましょう。

  • 玄関はキレイに掃き清め、お祝いにふさわしいおめでたい花を生ける。
  • 結納を行う部屋は両家6名(仲人がいる場合は8名)が向かい合って座り、身動きのとれる余裕を持った広さの部屋を用意する。
  • 結納の儀のまえに、桜湯(もしくは昆布茶)を出す。※緑茶は「茶を濁す」と言って敬遠されます。

【床の間がある場合】

  • 縁起のよい鶴亀や松竹梅などの絵柄の掛け軸をかけておく。
  • 男性側の結納品は、床の間に飾る。
  • 祝儀扇子、広蓋または切手盆、袱紗は必要であれば準備する。
  • 毛氈は男性側が用意するのが一般的ですが、話し合って決めればOK。

【床の間がない場合(洋間の場合)】

  • テーブルに毛氈を敷き、結納品の飾り台を用意し、その上に置く。
  • テーブルの中央にはおめでたい花を生けるとGOOD!

他は床の間がある場合と同じです。どんなに取り繕っても、自宅で行う場合は安心感もあって、新婦の育ち、普段のふるまいや心がけが案外出てしまいます。くれぐれも粗相のないように。それと、すみずみまでお掃除をしっかりしておきましょうね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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