結婚・結婚準備
基本をおさえておおらかに楽しむ!イタリア料理のマナー
2014/01/24 Fri
イタリア料理のマナーは、基本的にはフランス料理と変わりありません。ただ、イタリア料理にしか出ないメニューもあり、そのマナーまでは知らない方が多いのでは? 結婚式の料理を楽しむために必要なイタリア料理のマナーを紹介します!
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まず気をつけるべきは「姿勢」
何が何でもこれだけは身につけていただきたいのが、姿勢。食事のマナーとしては基本中の基本なのですが、猫背、肘を張る、大口を開ける......などはいくらドレス姿の花嫁といえど美しくありません。
背筋をスッとのばし、ワキを締めて、優雅にふるまう、これが大前提です。
パスタの食べ方
イタリア料理ならではのメニューがコレ。パスタの種類によって多少の違いはありますが、基本的には「フォークでいただく」と覚えておきましょう。
ロングパスタの場合
日本人によく見られる光景ですが、スプーンとフォークを使って、パスタをくるくる巻きつける食べ方、これ、本場イタリアではほとんど行われていません。
特にマナー違反というわけではないのですが、カトラリーはフォークだけ用意されているのが一般的なので、お皿の丸みを上手にりようしながらフォークだけでいただきましょう(ソースによっては、はねが心配なときにスプーンを添えることもあります)。そばやラーメンのようにすすって食べるのはマナー違反。
ショートパスタの場合
ペンネやニョッキのようなショートパスタは、フォークの腹にのせて食べますが、のせにくいときは刺しても構いません。
ピッツァの食べ方
レストランウエディングなどで、できたてピッツァがふるまわれる場合もあります。
2通りの食べ方がありますが、新郎新婦はできるだけナイフ&フォークでいただきましょう。
ナイフ&フォークを使う
ピッツァの中心から円の端に向け、小さな二等辺三角形をつくるイメージでナイフを入れます。できた二等辺三角形を、さらに頂点の先端部分と残りの台形に切り分け、先端部分からいただきましょう。
もともとカットしてサーブされる場合も、三角形と台形にカットするイメージで。
手を使う
どうしてもナイフやフォークが苦手という人は、手で食べてもマナー違反ではありません。ただし、手についたソースなどをなめたりするのはNG。フィンガーボウルで洗うか、ナプキンで拭います。
その他、イタリア料理ではトーストやカナッペのように手でつまめる料理もよく出てきます。ナイフやフォークで食べにくい料理のときは手を使って食べてもマナー違反にはなりません。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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