結婚・結婚準備

婚姻届の書き方と必要書類

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婚姻届の書き方と注意点

受理されるとふたりの戸籍が新たに作られる、婚姻届。結婚の事実を届け出る意味だけでなく、日本国民であることを公証する重要なものです。そのため、手続きする際は慎重に行いましょう。書き損じがあったときのために2枚入手しておけば安心です。「結婚」の事実を厳粛な気持ちで受け止め、新しい生活のスタートを切る一歩と考えて。

提出する際持っていくもの

婚姻届......役所(どこでもOK)で用紙を入手、新郎新婦と成人の証人2人が署名・捺印すること
ふたりの印鑑......内容確認後に記入漏れやミスがあった場合、訂正に必要
ふたりの身分証明書......運転免許証、パスポートなど官公署等発行の写真が貼付けられたもの
戸籍謄本 ※結婚前の本籍地とは違う役所に提出する場合

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記入例

1.役所に提出する日を記入
記入時ではなく届け出る日付を記入します。土・日・祝日でもOK。この日がふたりの正式な結婚記念日になります。

2.氏名はそれぞれ旧姓で
夫・妻の欄にふたりの名前を並べて書くと、これからの心構えもひとしお。書き損じがないよう慎重さを心がけて。

3.住民票のある現住所を記入
新居への転入届を婚姻届と同時に提出、または提出済の場合のみ新住所を記入。その時妻の住所欄は「夫の欄に同じ」でOK。

4.結婚前の本籍地を記入
本籍地の筆頭者は、初婚であれば本人の父(あるいは母)になっている場合がほとんど。わからないときは住民票で確認して。

5.結婚後の氏を決定
夫の氏にするか、妻の氏にするかにチェック。2006年6月現在、夫婦別姓は認められていないので、夫の氏を選んだ場合夫が、妻の氏を選んだ場合妻が筆頭者となって、新しい戸籍が作られます。

6.新しい本籍地を決定
本籍地は日本国内であればどこでも可能。しかし今後の書類手続きを考えると、新住所と同じにしておくのが便利でしょう。

7.職業欄の記入
この欄は国勢調査が行われる年度に婚姻届を提出する人のみが記入すればよい。5年ごとなので次は2010年になります。

8.届出人欄は本人が署名&捺印
必ず本人が旧姓で記入しましょう。印鑑登録した実印がない場合、認め印でもOKですがゴム印は使えないので注意。

9.連絡先の記入
自宅や勤務先など昼間に連絡がとれる電話番号を記入。提出書類に不備があった場合の連絡に使われます。

10.証人2人の署名&捺印
20歳以上でふたりの結婚の事実を知っている人なら誰でもOK。夫婦や兄弟姉妹にお願いするなら別々の印鑑を用意してもらって。

いざ提出! 直前の疑問 Q&A

Q 婚姻届はどこに提出すればいいの?

A 結婚前のふたりの本籍地、新しい本籍地、所在地いずれでもOK。所在地とは一時的な滞在場所も含まれるので、リゾートウエディング先の役所に提出して挙式日イコール入籍日にすることもできます。また365日、24時間受け付けてくれるのもうれしいポイント。夜間の時間外受付でも入籍日は届け出た日になります。ただし、不備があると後日訂正後になってしまいますので確認は怠りなく。

Q 代理人にお願いしても大丈夫?

A 基本的にはふたりそろって窓口に出向き、新しい生活が始まるイベントのひとつにしたいもの。しかし結婚式当日を記念日にしたいが役所に出向く時間がとれない、などの理由でどうしても日付を優先させたい時には代理人にお願いしても大丈夫。ただしその場で訂正が出た場合、当日に受理できなくなることも......。万が一に備え婚姻届に使用したふたりの印鑑を預けておくのがベスト。

Q 提出の際に戸籍謄本は必要?

A 今までとは違う本籍地の役所に提出する場合には必要となります。例えば提出先が自分の本籍地なら相手の、相手の本籍地なら自分の戸籍謄本のみ用意します。まったく新しい本籍地なら、ふたりそれぞれに用意して。忙しかったり遠方ならば、戸籍謄本を郵送で取り寄せることも可能。手数料、返信用封筒を同封すれば1~2週間で手元に届きます。詳細は自治体のホームページなどで確認を。

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