結婚・結婚準備
ファイナンシャルプランナーに聞いた!ホントに役立つお金の話。
2014/03/31 Mon
結婚式や新生活には、まとまったお金が必要になります。
また、ふたりの生活をはじめるにあたって、きちんと考えておかなければならないのが家計のこと。
ためになる結婚後のお金の話を、ファイナンシャルプランナーの宮本真行さんにうかがいました。最後に、独身気分ではいられなくなる、お役立ち情報です!
お金のことで、独身生活から考えを改めなければならない部分は?
『自己管理』が重要です。
昔は自分の好きなように生活をしても、なんとかなる時代でしたが、今は、なんとかなるのは独身で収入がある間だけの話。結婚したり、大病したり、仕事がなくなった時点ですぐに、生活は困窮します。
いつどうなるかわからない時代、生活が困窮しないためにも、公的制度、会社の制度、民間制度を勉強して、自己防衛をする必要があります。
自分の稼ぎに応じて、どうやって生活を充実させていくのか、自分の力で考え、勉強していかなければいけない時代なんです。
とはいえ、どうしていいかわからないと思いますので、まず、自分のライフプランを作成してみるのが良いかと思います。
最近では金融機関のWebサイトでライフプランシュミレーションを提供していますし、信頼のおけるファイナンシャルプランナーに作成してもらって、自分の状況をしっかりと把握してみましょう。勉強はそこからです。
おこづかい制と、別財布制、ホントにいいのはどっち?
夫婦にとってどちらが良いか、と言えば、お小遣い制。お金が貯まるのは間違いなくお小遣い制です。
一般的に、「収入-貯金=支出」と考えるのが女性。「収入-支出=貯金」と考えるのが男性で、男性の方がお金のことはなんとかなる、と楽観的に思う傾向があります。
そのあたりがシビアな女性が一元管理した方がいいでしょう。
おこづかい制を導入するにあたって、
・ルールを決める
・半年間そのルールでがんばる
・無理がなければ続ける。無理があったら相談の上改善する。
ということを半年ずつ繰り返していくといいでしょう。
知っておくべきお得な情報ありますか?
1,会社の制度について、知っておく
福利厚生や、自社株など、活用しきれていないことがたくさんあるはずです。
2,税金の控除について、知っておく
・住宅ローン減税......最大控除額が200万円から400万円へ拡充
・すまい給付金......消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するための制度
・保険料控除......年金、生命、介護医療の分野で所得税、住民税が軽減
・自動車取得税......5%→3%へ軽減
・エコカー減税......対象車の新車(または中古車)購入において、自動車取得税、自動車重量税、自動車税の軽減
3,ふるさと納税について、知っておく
地方自治体に寄付金を納めると、ご当地グルメなどがもらえるうれしい制度。
2,000円(個人住民税は5,000円)を越える部分について、通常の所得税や住民税の寄付金控除のほか、住民税所得割額の10%を上限として、住民税の特例控除が行われます。
お金の話はシビアですが、必ず向き合わなければならない問題。結婚後にもめないためにも、事前にじっくり話し合ってくださいね。
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丁寧なカウンセリングで、わかりやすく人生設計と資産計画をまとめ、それぞれに最適なライフシュミレーションを提案してくれる。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本相続コンサルティング協会認定相続カウンセラー、日本証券業協会二種外務員、2012年度MDRT成績資格会員。
「俺のFP」http://www.orenofp.jp/
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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